[登山]初冬の浅間山登山


今日は、初冬の浅間山(長野県)に登ろうと思い、
朝から東京駅に向かいました。
 
 
 

自宅ある東陽町を午前5時50分に出発。
東京駅には6時過ぎに到着です。
6時28分発、北陸新幹線はくたか551号」
金沢行きに乗ります。
プラットフォームには、出発の13分前に到着です。
  
 
 


何とか自由席に座れましたが、出発10分前に来た
人達は、立ち席となってしまいました。
そう、今日は3連休の初日です。
東京駅は早朝からごったがえしていました。
  
 
 

大宮では完全に立ち席も満席です。
乗車率120%です。
  
 
 

軽井沢に停車しましたが、乗客は全く降りません。
皆さん、どこまで行くのでしょうか。
  
 
 

佐久平駅には、午前7時43分に到着です。
満席のため、降りるのに一苦労しました。
  
 
 

ここで在来線、JR小海線に乗り換えです。
 
 
 

佐久平駅7時53分発の小海線小諸駅行きです。
もう都市部では見れなくなったディーゼルカー
やってきました。

  
 
 
 

おけパパはディーゼルカーのローカル風情と、
エンジン音が心地よく感じます。
 
 
 

午前8時08分に小諸駅に到着です。
ホームには、しなの鉄道の赤い車両の横に
止まりました。
 
 
 
 

小諸駅の前で記念撮影です。
 
 
 

小諸駅からは時間節約のためタクシーに乗車。
浅間山荘には8時35分に到着です。
 
 
 
 

ここで今日の登山コースを紹介しましょう。
浅間山山荘から火山館を経て、浅間山山頂の
前掛山(2524m)をピストンするものです。
  
 
 

登山口の鳥居をくぐれば登山道です。
午前8時45分に出発です。
 
 
 

登山届を提出です。
実は、浅間山はこれまで火山噴火レベル2となって
おり、前掛山までは行けませんでした。
それが、今年の9月1日よりレベル1に引き下げ
られたことから、火口より500m地点まで
入れるようになり、前掛山登山が可能となった
のです。
 
 
 
 

しばらくは木漏れ日の中、高度を稼ぎます。
 
 


一の鳥居と呼ばれる場所を通過です。
 
 
 

不動滝です。
凍った部分がつららになっています。
温度計を見るとマイナス3℃でした。
 
 
 
 

二の鳥居に到着です。
ここで少し休憩を取ります。
  
 
 
 

荒々しい外輪山が見えてきました。
  
 
 
 

と思っていたら、雪を被った浅間山が見えました。
昨日、天気が崩れて冠雪したようです。
 
 
 

活火山らしい場所です。
すごく硫黄のにおいがします。
 
 
 

火山館と呼ばれる山小屋に到着です。
コースタイムが2時間のところ、1時間30分で
来れました。
  
 
 

更に足を進めると、外輪山の黒班山との分岐に
出ました。
  
 

活火山として注意看板があります。
 
 
 

外輪山とトーミの頭と呼ばれる溶岩ドームが見えます。
  
 
 
 

そして登山道は雪道となってきました。
 
 
 

冠雪した浅間山が迫ってきました。
空は真っ青です。
 

 
 

外輪山の仙人岳です。
 
 
 

嬬恋村が眼下に広がります。
その奥には、四阿山(あづまやさん)が美しく
見えます。
 
 
 

浅間山の前掛山が見えてきました。
ここまで来ると、かなり風が強く、相当寒く
なってきました。
数名の登山者に出会いましたが、強風と低温で
頂上まで行けないとのことでした。
  
 
 

活火山特有の避難ドームがありました。
ここで、真冬用のヤッケとオーバーパンツ、
そして手袋を装着し、頂上を目指します。
 
 
 

天気は良いのですが、風が15m以上、時には
20mを超えて烈風となっています。
稜線を歩くと風で体がもっていかれそうです。
 
 
 

記念撮影しましたが、ヤッケのフードが風で
ばたついています。
 
  
 

登ってきた稜線をバックに写真を撮ります。
活火山の荒々しい姿を見ることができます。
 
 
 

午前11時50分に浅間山の前掛山頂上に
到着です。標高は2524mです。
何と、人がいないと思っていたら、登山者が
1名いたので、写真を撮りあいっこしました。
 
バックの山は頂上のお鉢の反対側です。
実は、バックに見える山が本当の浅間山
一番高いところです。
そこは、活火山として立ち入り禁止となっており、
前掛山が現在の頂上とされているのです。
 
 
 

外輪山を振り返ってみました。



ということで、少し風を避けられる場所で昼食です。
まずはサッポロ黒で一人乾杯です。
 
温度計を見ると、なんとマイナス12℃です。
15m以上の風を考えると、
体感温度はマイナス27℃ということです。
ザックからペットボトルの水を出すと、一気に凍ります。
  
 
 
 

ということで、昼食は、ビールにあたりめ、そして
おでんを食べながらの熱燗とホットウィスキー、
しめはドライフードで持ってきた牛飯です。
  
写真を撮ってくれたお兄さんも、あまりもの寒さに
すぐに下山。
頂上にほかに人はいません。
おけパパのひとりじめです。
 
 
 

そして、ビールを一気に飲むと、
体が一気に冷えたので、熱燗に突入です。
 
しかし、ここでトラブル発生です。
なんと、コンロのガスがなくなってしまい、
火がでなくなったのです。
おでんは一気に冷え、熱燗は作れず冷酒に。
暖かくない食事は致命的。
そして、お湯でつくる牛飯を食べることができず、
宴会は急きょ中止となってしまいました。

 
 

12時20分、宴会に突如終止符をうち、
下山準備です。
 
 
 

小諸から軽井沢方面が眼下に見えます。
 
 
 

そしてまた、来た道を戻ります。
  
 
 

烈風はまだ続いています。
  
 
 
 

かなり下山し、ここまで来ると風もひと段落です。
 
 
 

噴火したときの避難ドームの前で写真撮影です。
 
 
 

太陽は燦々と輝いていますが、気温は低いのです。
 
 
 


ここまで降りると、寒さは感じません。
しかし、浅間山にはお別れを告げることとなります。
 
 


出ました!
下山時のおけパパのひとりカラオケです。
他に登山客もいないので大声で歌います。
1曲目は、おけパパがファンの石川さゆりさんの
「ウィスキーはお好きでしょ」です。
♪♪ウィスキーはお好きでしょ♪♪と、石川さゆりさんの
心地良い声を聴くと、ウィスキーが飲みたくなります。
  
 
 

ということで、ウィスキータイムです。
頂上で飲むつもりだったウィスキー余市をいただきます。
 
 
 

そして火山館を通りすぎました。
  
 
 
 

火山特有の硫黄のにおいの場所です。
 
 


不動滝まで戻ってきました。
 
 

15時10分に、浅間山荘に到着です。
馬さんがいます。
 
 
 

浅間山荘には天然温泉があります。
浅間山から湧き出る赤胴色の温泉だそうです。
  
 

 

浅間山荘から林道を歩いてさらに下山です。
そして、カラオケはアリスの「遠くで汽笛を
聞きながら」です。
♪♪悩み続けた日々が〜、まるで嘘のように〜♪♪
と歌います。
 
 
 
 

と、いきなり、ルイ・ヴィトンの森がありました。
一体なんなんでしょうね?
  
更に、「遠くで汽笛を聞きながら」を歌っていると・・・
  
遠くでクラクションが聞こえてきました。
 
 
 

タクシーです。
もちろん、乗せていただきます。
これで1時間の時間節約になりそうです。
 
 
 

小諸駅には16時に到着です。
タクシー料金は3700円でした。
  
 
 
 

16時23分発の軽井沢行き、しなの鉄道
各停に乗ります。
しなの鉄道は、昔は信越本線として碓氷峠
超え、峠の釜めしを食べさせる有名な路線でした。
しかし、長野新幹線の開通で廃業、一部の区間
第三セクターしなの鉄道として営業しています。
赤い車体がいいですね。
でも、ディーゼルカーではなく電車です。
 
 
 

小諸駅で乗り込んだとき、車内はガラガラでした。
  
  
 

小諸駅を同じ時刻に発車するJR小海線
ディーゼルカーとしばらく併走します。
いい感じです。
 
このあと、信濃追分駅中軽井沢駅で山ほど人が
乗ってきて、通勤電車なみの混雑となったのです。
さすが軽井沢は観光客が多いものです。
 
また、車窓から見える別荘群は、首都圏の住宅街と
変わらないくらい密集していて、これで本当に
リラックスできる保養地なのか疑問です。
東京で生活するのとあまり変わらないのでは・・・
 
 
 
 

軽井沢駅16時55分発の新幹線「あさま626号」に
乗ります。
 
 
 

座席は11号車でした。
 
 
 

東京までリラックスです。
 
 
 

そして、東陽町の自宅に戻ったおけパパは
いつものとおり、ひとりで登頂祝いです。
好物の生牡蠣10個、日本酒は小諸で買った
小諸城という純米吟醸酒です。
こうして、いつものとおりほろ酔いとなり、
寝てしまうおけパパでした。
 
おしまい。