マニラ訪問2日目

今日は朝早く起きて、太平洋戦争時代に旧日本軍と
アメリカ軍が激しい交戦をしたという、コレヒドール
へ向かうこととしました。

コレヒドール島はマニラの沖合約40キロの海上に浮かぶ
おたまじゃくしの形をした島です。
コレヒドール島へは個人で渡る手段がなく、サンクルーズ社
のツアーに入らなくてはなりません。

マニラ港でサンクルーズ社のカウンターで受け付けです。




船着き場まではジプニーで移動です。


豪華なフェリーと思いきや、実はこの隣に停泊していた
少ししょぼい船で出発しました。
コレヒドール島へは約1時間15分です。


コレヒドール島の海岸が見えてきました。
いよいよ上陸です。


コレヒドール島は旧スペイン統治の際に航路の目印として
灯台が作られ、その後、アメリカ軍が侵攻して要塞化しました。
太平洋戦争勃発時までに、この島でアメリカ軍兵士1万人が暮らし、
その指揮を執ったのがマッカーサー元帥です。

コレヒドール島で最初に訪問したのは、旧アメリカ軍の
指令本部跡です。
建物は鉄筋コンクリート製ですが、使用されたコンクリート
麻野セメントで日本製です。

太平洋戦争勃発により、旧日本軍がフィリピン侵攻を果たした際、
この指令本部を奪取しました。
しかし、その後、アメリカ軍の総攻撃を受け、沖合に停泊していた
戦艦武蔵とともに陥落しました。


当時の砲撃台がそのままの形で保存されています。




これがコレヒドール島の全景です。



マニラへ帰る船を待つ間、海岸で時間をつぶしました。
マニラには午後5時過ぎに到着です。



夕食は国際協力メンバーとともに魚介類づくしです。

マニラ港の近く、モールオブアジアというアジア最大の
ショッピングセンターの隣にある魚市場で新鮮な魚介類を仕入れ、
それを近くのレストランに持ち込んでお好みのスタイルで
調理してもらうという仕組みです。

我々が選んだ食材は、鮑、マッドクラブの爪、イカ、甲エビ、
エビ、タイのような魚、空心菜、ガーリックライス、そして
フィリピンビールのサンミゲルポールピルスナーを何本飲んだか
わかりません。

でも、締めてひとり1200円という安価でした。