5日目 アルゴンキン国立公園でのカヌー&キャンプ

今日はトロントを出て一気に北上し、四国ほどの大きさのあるアルゴンキン国立公園に来ました。
アルゴンキン国立公園は、森と湖と沼が美しいコントラストを演出しています。
公園内を横断する1本のメイン道路以外は、すべて人間の力のみでしか移動することができません。
自然の環境を保護するために、動力による移動を許可せずに、加えて入園者数も制限しています。
すなわち、歩くか、自転車で移動するか、湖と沼をカヌーで移動するのです。

我々は、カヌーを選び、湖と沼を渡り、公園の奥へと探検してみました。
また、宿泊施設はなく、キャンプすることが必然となっているのですが、キャンプ地は指定されており、
指定場所には1グループしか野営できない仕組みになっています。
そのため、キャンプサイトキャンプサイトの間は数百メートルも離れており、
日本のキャンプ場のように隣のテントが横にあるということはあり得ません。

湖と沼は小さな小川などで自然につながっており、慣れた人はカヌーとキャンプで10日間ほど
公園内を奥地へと旅するそうです。

メインの湖を超え、少し奥地に入ったところに良いキャンプ地があったので、そこで野営しました。
アルゴンキン国立公園内で野営する際に大事なルールが1つあります。
それは、野営地では必ず食糧の入ったバッグを、ロープで木の上高く吊るすというルールです。
食糧を地面に置いて寝てしまったがために、野生の熊や狼に荒らされて怖い思いをした人たちが
たくさんいるそうです。
と言ってもやはりキャンプではアルコールが必要です。この日もワインでほろ酔い気分でした。