4日目 霧多布でアクティビティ

朝早く起きて、キャンプ地の前から塘路湖にカヌーを下してみました。
風もなく、パパ一人で塘路湖を軽く一周してテントへと戻りました。

今回のキャンプで少し気になっているのが、蚊が多いことです。
学生時代であった25年ほど前に、北海道は毎年夏に何十日もキャンプして周っていますが、
そのときは蚊なんて全くいなかったのです。
これも地球温暖化なんでしょうかね。


朝のくつろぎのひとときです。


塘路湖にテントを張ったまま、今日はドライブです。
先ずは、明日カヌーで下る釧路湿原を一望できる展望台へと行きました。
釧路湿原はとても広く、釧路川は蛇行してゆっくりと流れているように見えます。


今日は子供たちのためにちょっとしたアクティビティを用意していました。
霧多布半島のある浜中町に「浜中フレンドリー牧場」という場所があります。
ここでは、乗馬体験を安価でさせていただけるのです。
家族全員乗馬は初めてですが、サキが最も早く乗馬を習得しちゃいました。

実は、この浜中町にはパパは思い出深いものがあるのです。
パパは学生時代、バイクで北海道を貧乏キャンプで1回に3カ月間、しかも5回も
旅行してまわった経験があるのです。
浜中町は、お金が底をついてしまい、イニシャルIさんの牧場に飛び込んで
「アルバイトさせてくださーい」とお願いして1週間住み込み(といっても敷地内の
サイロの横でテントですが)で働かせていただいた町なのです。
Iさんの奥様には、毎日新鮮なミルクと自家製の「こけももジャム」をいただきました。

そのほか、同じように、知床半島のウトロという街では早朝から「昆布引き」のアルバイトをして、
仕事を終えての昼食では、毎日チャンチャン焼きとホタテ、ウニなどの魚介類三昧でした。
また、日高町二風谷というアイヌ人の村では「K沢さん家の土産物屋」でアルバイトをしたのです。
今は亡き日本で最後の純血アイヌ人のK沢さんにはお世話になり、毎日、GODO焼酎の
ビール割をご自宅でたらふく飲ませていただき、酔いつぶれて自宅裏の納屋で寝させて
いただきました。
K沢さんは、当時細くスリムで大きな茶縁のメガネをかけていたパパを、当時テレビでやって
いた「カレー屋けんちゃん」に似ているといって、最後まで「けんちゃん」と呼んでいたっけ。
翌年も、翌々年も遊びに寄った際にも、名前を行ってもわかってくれず、「けんちゃん」と言ったら
出てきてくださいましたね。
もう25年も前の話で、なつかしいなあ。




牧場で乗馬練習のあと、霧多布海岸への乗馬ツアー(といっても我が家の4人だけ)に
連れて行っていただきました。
やはり、サキが一番馬をコントロールするのが上手で、先導するガイドさんにぴったり
付いて行きます。


マサの馬は少しヤンチャで、じゃじゃ馬っていう感じで、マサは苦労していました。



乗馬ツアーの途中で、みんなで集合写真です。


乗馬の後は厚岸海岸へ行き、漁協の食堂で牡蠣を食べます。
大きい牡蠣を生で数個食べると結構腹がふくれちゃいました。


ほら、大きい牡蠣でしょう。これがひとつ150円です。


釧路の市場で買った新鮮な魚介類を買ってキャンプ場に戻りました。
花咲蟹にウニ、ツブ貝など酒肴をたっぷりです。
当然、サッポロクラッシックビールのロング缶が大量に消費されました。