2日目 バリ島からロンボク島へ


バリ島ングラライ空港の国内線でロンボク島へ向かいます。
昨夜はバリ島に到着したのが深夜であったため、空港近くのホテルで
一泊し、本日12時発のトリガナ航空TGN544便に乗ります。

チェックインカウンターで手続きをすると、コンピューターではなく、
ノートで予約の管理をしており、我々の名前もノートのページを繰って
チェックしていました。
もちろん、搭乗券は手書きです。

しかし、ここからがインドネシアのローカル線の本領発揮です。
搭乗時刻になっても何の放送もなく、定刻を1時間強まわったところで
ようやく搭乗開始となりました。
しかも、それでもお詫びはおろか搭乗が開始されたという放送もないの
です。
もし、ゲート近くに居なかったら放っていかれたとこです。

同乗の豪州人に話かけたところ、「インドネシアらしいね」、「遅れた
のもパイロットが昼寝でもしていたんでしょう」と言っていました。


これがTGN544便です。
おそらく機体はフランス製のATR42型機(50人乗り)と思われます。

飛行機にはタラップを使わず、期待のドアの裏に付いているステップで
簡単に搭乗します。




いよいよ離陸です。
離陸すると眼下にバリ島の海岸線が広がります。
天候は良く、全く揺れないフライトで、約30分でロンボク島
着きました。



ロンボク島セラパラン空港です。
このあと、空港ターミナル(といっても小さな駅のようなものですが)に
歩いていく途中、係員が大声で我々に向かってどなっています。
何かな?と思って振り返ると、突然後ろからガルーダのジェット機
我々の方へ猛突進してくるではないですか。
何と、滑走路につながる飛行機の進入路を我々が横断していたのです。
さすがロンボク。
空港ではジェット機に轢かれないないように注意しましょう。



宿泊地は空港より約20キロほど北上したスンギギというビーチリゾート
のさらに北のはずれです。
インドネシアでは最大のタクシー会社、ブルーバードタクシーが経営
する「ホリデイ・リゾート・ロンボク」に宿泊です。

もともとファミリー用のアパートメント(2LDK)を予約していたの
ですが、部屋の設備の不具合ということでオーシャンビューのツイン2部屋
がつながっている部屋に入ることになりました。

結果、ビーチ・プールに近いし、部屋の価格もこちらが上ですが同料金で
良いということでラッキーでした。

早速にビーチに出てみました。
インドネシアのビーチリゾートはどこも物売りが多く大変です。
このビーチも物売りが居たのですが、スンギギビーチからは7キロほど
離れていることもあり、物売りの数は少なく、また、しつこくありませんでした。


マサとサキは早速にプールで遊びます。
疲れた時はプールに入りながらドリンクが飲めるプールバーで休憩です。




飛行機が遅れたこともあり、今日はすぐに日が暮れてしまいました。
夕食はスンギギの町を通り越し、マタラムの町まで出ようということで、
地元の人たちがおいしいと言うワルン「ニクマット」に行きました。
ニクマットはシーフードがおいしいということで、ロンボク在住の人が
書いているブログ「ママハナの日記」であらかじめ見つけておいたのです。

ニクマットは町中の大衆食堂という雰囲気そのものですが、シーフードが
とてもおいしいのです。
大きなカニ2尾と、大きなエビを約20尾、そのほかにイカンバカール
(焼き魚のこと)と空心采、ナシゴレン他を注文し、パパとママはビンタン
ビールを大瓶で2本、マサとサキはフレッシュジュースを2杯ずつという
豪華夕食となりました。
何と、これだけ食べて全員で日本円にして約3000円とびっくりの低価格。
ロンボク島では初日からグルメです。