3日目 ロンボク島内観光

今日はロンボク島内を車で観光して回ることにしました。
「Jalan Jalan Lombok」に、今日の観光と明日の海での
アクティビティをお願いしました。
2日ともガイドを務めていただいたのは、代表者のアグースさんです。

アグースさん自身はスンバワ島の出身ということです。

マタラムの町を抜けてロンボク島の原住民であるササック人の村へ
向います。
マタラムのパサール(市場)前ではたくさんのチドモ(馬車)が
客待ちをしていました。
チドモは、ベモ(乗合自動車)と同様、ロンボク島では重要な島民の足
なのです。



途中、20人近くの人が乗ったベモ発見。
日本の軽トラックのような車に人がこれでもか・・・とばかりに
乗っています。
日本ならすぐに警察に止められますが、ロンボク島ではOKです。



ササック人の村の中を案内してもらいました。
これは、ササックの米倉です。
米倉は日本の高床式住居に藁ぶきを施したような作りです。


ササック人の伝統工芸のイカット織りです。
ロンボク島内にはたくさんの綿の木が林立しており、その実から綿を
つぐんでコットン繊維としているのです。
テーブルクロスや飾りに最適で、ママもひとつ購入しました。



ササック村をあとにしてロンボク島の南海岸に出ました。
クタという町を抜け、タンジュンアンビーチというところです。
バリ島のクタは賑やかな繁華街ですが、ロンボク島のクタはひっそりと
したサーファーの町です。
タンジュンアンビーチは、その砂が小さな丸い粒で、少し淡いピンク色
をしているのが特徴です。

海の水はすこぶる透き通っており美しい色をしています。


これはタンジュンアンビーチの白砂海岸です。
人も少なくとても美しい湾になっていますが、近い将来このビーチに
外資系のリゾートホテルが建設されるらしく、ひっそりとしたビーチが
見られるのも今のうちです。

また、アグースさんによると、ロンボク島に大きな国際空港が建設中で、
海外から直通でロンボク島に入れるようになる日も近いようです。
ただ、ロンボク島がバリ島のように賑やかになるのは残念です。
ロンボク島は30年前のバリ島のゆったりとした雰囲気を保っており、
それが魅力なのです。
アグースさんもロンボク島が賑やかになってしまえば、故郷のスンバワに
帰るかも知れないと言っておられました。



ロンボク島内の観光を終えた後、夕暮れまでに少し時間があったので、
ホリデイリゾートからも近いプリマスビレッジに行きました。
プリマスビレッジでは、ママとパパはスパで今日の疲れをとるため
アロママッサージです。
その間、マサとサキはプールでお遊びです。


夕食はホテルからも近いスンギギの町に出ました。
町といってもビーチリゾートに加え、少しのレストランと生活に必要な
店が並んでいる程度で、夜には街灯もなく暗くなるのです。
スンギギの中心にあるレストラン「ナガ」に入りました。
「ナガ」とはインドネシア語でドラゴンという意味だそうです。
このレストランもシーフードが有名で、エビやイカに加えてミークワ
(シーフードのスープヌードル)を注文しました。
ミークワは日本のラーメンに近く、シーフードのあっさりしたスープで
とても美味しかったです。
本日もビール大瓶2本やドリンクを加えて日本円で3000円也でした。



ホリデイリゾートロンボクの部屋の中を記念に撮っておきました。