ひわさうみがめトライアスロン開催


ひわさうみがめトライアスロン開催です。
                     


今日の天気は晴れときどき曇り、最高気温32℃の予報です。
海は台風6号の接近にともない波浪注意報が出ています。
スタートは9時でスイム、バイク、ランの順で連続競技し、
制限時間は4時間30分となっています。
                            
スイム1.5キロ…今回はコース変更で沖合ではなく河口です。
バイク 40キロ…南阿波サンラインを通行止めにしたコースで、
           高低差150mのハードなヒルクライムです。
ラン  10キロ…炎天下の中、日和佐川沿いを走るフラットコースです。
                              
計51.5キロのオリンピックディスタンスで開催されます。

                              

おけパパはゼッケン「518番」です。
午前8時前に、
トランジッションエリアにバイクと着替えを装着しに行きました。


ゆうパパはゼッケン「511番」で、おけパパと近い位置です。


スタート前に二人で記念撮影です。


いよいよスイムスタートとなるため、気合いを入れます。
おけパパは上下セパレートのウエットスーツで、上はラッシュガードの
簡易型です。


ゆうパパは、トライアスロン用つなぎスーツの上に、上下一体型の
ウェットスーツを着ます。
                                                      
この後、おけパパとゆうパパはスタート地点に移動、徳島県知事と美波町町長
のあいさつや阿波踊り体操をしました。
そして、9時ちょうどに第1ウェーブが一斉スタート。その後2分間隔で、
第2、第3ウェーブが一斉スタートし、第4ウェーブのおけパパとゆうパパは
9時06分にスタートしました。
                                

スタート直後は、荒れた海の大波に苦戦です。
第1ウェーブや第2ウェーブで先にスタートした選手たちが、大きな波に上下する
木の葉のように揺らいでいました。
おけパパもいくら泳いでもなかなか前に進みません。
挙句の果て、濁って水中が全く見えない中、クロールで泳いでいると、波の上下に
体が揺れて、船酔いのような気分になってきたため、急きょ顔を水面から出せる平泳ぎに変更です。
やっとのことで河口入口に来て、波も収まりようやく順調にクロールで進み始めました。
いくら防波堤の内側とはいえ、海が台風6号の影響で荒れており、2名の選手が
救助される始末でした。
                                  
                                   
おけパパがスイムゴールに近付いたころ、更に小浜に打ち上げる波が大きくなって
おり、浜に上がろうとしても大波の引潮で、何回も沖へと引きずられました。
浜に上がる際、波で引きずられないように足に力を入れたところ、ふくらはぎが
少しつった感触となってしまい、浜で足をストレッチしました。

浜に上がるのもひと苦労でしたが、浜に上がった時間が9時42分でしたので、
この波の中で1.5キロを36分で泳いだということで、まずまずのタイムです。
                                    

スイムを終えてバイクの待つトランジッションエリアに向かうおけパパの雄姿です。

                                 

トランジッションエリアで素早く着替えと給水を済ませ、バイクセクションに突入です。
トランジッションエリアでゆうパパより少し先におけパパがバイクスタートしました。
南阿波サンラインの最初の登り坂までのフラットな3.5キロは、時速40キロ近い
スピードで快調に進みました。
この道路の制限速度は40キロですので、ちょうど安全運転といったところです。
幸い、バイクセクションでは、太陽が雲に顔を隠し、酷暑とはなりませんでした。
沿道では、地元のおばちゃん達が応援してくれます。


登り坂に入り、急にスピードが落ち、時速15キロもしくはそれ以下になります。
この写真はコース上にいたボランティアの青年に撮ってもらいました。
なんと、おけパパはこのブログを書くために、スイム以外のセクションでカメラを
ポケットに入れていたのです。


南阿波サンラインの登り坂を走って順調に高度を上げていくと、眼下に荒れた海が
見えてきました。


更に登り坂がきつくなった頃、後ろからやって来たゆうパパがおけパパを
追い越しました。
追い越す姿を写真に撮ってやると、ポーズが決まりました。
                                


ついでにおけパパもかっこいい写真を撮ってもらおうと、ゆうパパにカメラを
渡したのですが、きつい登り坂でおけパパがふらついてしまい、あまり
格好の良くない写真となってしまいました。

この後、コースはアップダウンを繰り返しましたが、下りセクションでは
時速60キロ近くまでスピードが出ていました。
南阿波サンラインの制限速度が40キロですから、スピードオーバーですね。



南阿波サンラインのバイク復路で、下り右コーナーをブレーキングをして
突っ込んでいくおけパパの雄姿です。
                                   
                                     
                                    

バイクセクションでゆうパパに少し遅れを取ったおけパパでしたが、
トランジットエリアでゆうパパに追いつきました。
ゆうパパは靴をバイク用のビンディングからラン用スニーカーに履き替え
ますが、バイクをビンディングではなくトウークリップ方式を使用している
おけパパはバイクにラン用スニーカーで乗っていたので、素早くチェンジでき、
再びゆうパパより先にランに入ったのです。
                                      
ランセクションでは、再び太陽がその顔を出し、厳しい日差しが選手を襲いました。
更に、走り始めて間もなく、左足の太股がつりそうになりました。
止まって足をストレッチしていると、沿道で見ていたおばあちゃんが近付いてきて、
「足痛いんけ?大丈夫か?」と声をかけてきてくれました。
心配してくれてありがとうございます。
                                     
この写真は沿道にいたボランティアの若い女の子に撮ってもらいました。
わざわざ、おけパパと一緒に走りながら撮ってくれたのでした。ありがとうね。

                                       

ランも折り返しを過ぎ、6キロ地点になると、再びゆうパパが後ろからやって来て
おけパパに追いついたのです。
                                    

おけパパもゆうパパにランの写真を撮ってもらいました。
                                       
ランセクションでは、1キロごとに給水と水を含ませたスポンジを用意してくれて
いました。
そのため、頭や首筋に水をかけて、焼けるような太陽からの熱を冷ましながら
走ることができたのです。
加えて、沿道の民家の人たちが、ホースで水をかけてくれたりと、ボアンティア精神
満載で選手を応援してくれたのです。
みなさん、大変ありがとうございました。
                                     
この後、ゆうパパとおけパパは二人で8キロ地点までランデブーランをしたのですが、
スト2キロをゆうパパがスパートしたため、再びおけパパは単独走行でゴールを
目指したのです。
                                      

ウィニングロードに入り、ゴールが見えてきました。
いつもトライアスロンやフルマラソンに出場したとき、このわずか100mほどの
ウィニングランが忘れられなくなるほど感動的になるのです。
この大会でも、たくさんのギャラリーが両サイドから惜しみない拍手と声をあげて
くれました。
加えて、ゴール直前には選手の健闘を称えて、大きなマイクの音量で選手の名前が
読み上げられていました。完走者全員が自分の限界に勝った優勝者なのです。
                                    


おけパパも帽子とサングラスを外し、両手を上げてゴールしました。
                                   

ゴールテープを切った直後に、ボランティアの女の子が完走者だけに贈られる
フィニッシャーズ・バスタオルを肩にかけてくれたのです。
                                   
記録は、3時間39分44秒でした。
各セクションのスプリットタイムは以下のとおりです。
  スイム1.5キロ ⇒    36分02秒
  バイク 40キロ ⇒ 1時間52分48秒
  ラ ン 10キロ ⇒ 1時間10分45秒
順位は、出走者631組中 総合536位でした。
男性の中では総合461位でした。

翌日、徳島新聞の記事に本大会が出ていました。
「全国から集まった720名が体力の限界に挑む!」との見出しでした。

                                
                                   

ゆうパパは見事におけパパより2分ほど早くゴールしていました。


後日、記録証が送られてきました。
                    
                  

夕方、大阪府泉大津市の自宅に戻った我々は、町内にあるやきとり屋「鳥重」で
完走祝を行ったのです。祝にはいつものように鳥重のマスターも加わってくれました。
今日は朝御飯を5時30分に食べた後、水分のみでたいしたものを口にしていない
我々は、あっという間に乾いた喉に生ビールを2杯放り込んだのです。


「鳥重」は我々の酒のオアシスのような場所です。
炭火で焼く焼き鳥だけでなく、ササミポン酢やサイドメニューもとてもおいしいのです。
                                        

ビールの後は、山形県杉勇蕨岡酒造の「杉勇純米生原酒」をいただきました。
日本酒度+14の辛くて淡麗なこのお酒はよく冷やして飲むとおいしいのです。
                                      

途中からゆうパパの長男ゆう君も加わり、3人となりました。
ゆう君は中学生ですが、杉勇を瓶ごと一気飲み?
                                     

最後は新潟県は八海酒造の「八海山特別純米原酒」をいただきました。
この後、今日の疲れもあった我々は祝の会をお開きとし、10時前には就寝したのでした。