2日目 リゾートでリラックス&マリンアクティビティ


<バリ島家族旅行>
今日はラマダ・リゾート・ブノアでゆっくり過ごします。
到着して先ず感じたのは、太陽は燦々と輝いていますが、湿気があまりなく
涼しいということです。
聞けば、気温は最高でも29℃で、夜には20℃を下回るとのことです。
現に、さわやかな風が自然に吹いていて、クーラーも必要ありません。
                                 

ラマダブノアは、昔ながらのバリスタイルのホテルですが、ホテル棟と
ヴィラ棟(一軒家)タイプがあります。
おけパパ家族は、インターネットメールで価格交渉をして、プール付きの
2ベッドルームヴィラ(2LDK)に安値で予約を入れていたのです。
                                       
このリゾートに決めた理由のひとつに、「日本語が全く通じない」ことで、
日本人宿泊者がほとんどいないということがあります。
日本人宿泊客が多いと、プールやビーチなどに「リラックスする」のでは
なく、「泳ぎにくる、遊びにくる」のです。
そのため、折角みんながリラックスしている静寂を乱すし、うろうろして
歩きまわるので気が散るのです。

                                    

朝起きてサキが我が家のヴィラの中にあるプライベートブールのある庭で
ゆっくりくつろいでいます。
プール付きにしたのは、サキの希望でした。
このヴィラを家族4名の朝食付き一泊4名全員で 215万ルピア(≒2万円)の価格にて
1週間借り切りました。いつもの我が家の宿泊からみれば高いのですが・・・
プール付きでなければ、170万ルピア(≒1.5万円)程度で交渉できたと
思いますが、まあ、プール付きのほうがリラックスできますよね。
                                  
バリ島の物価は観光地料金となっており、特にこの2〜3年の値上がりが
激しいのですが、他の同様のヴィラが一泊 3万円程度することを考えれば
安く交渉できたと思っています。
                                      
最近の値上がりの原因は、ドルの下落に加え、現在最も多い中国人観光客が
大盤振る舞いするために、価格設定も強気になり物価が上がってきたそうです。
                                      


昨日の日本からの移動に疲れていた我々は、朝遅く起きてゆっくりと朝食を
いただきました。
朝食はロビー棟の1階にある「タンジュン・テラス」というホテルのレストランで
バイキング形式でいただきます。
                                     
朝食では、パパは毎回決まって、サラダ、目玉焼き、ウィンナー、ハム、ベーコン
をおかずに、ナシゴレンとソトアヤム(鳥スープ)をいただきました。
                                     

ロビー棟から部屋へと向かうコリドーです。
                                   

ラマダブノアのロビー棟をバックに記念撮影です。
                                   

朝食を済ませてぶらぶらしていると、リゾート内にあるマリンアクティビティデスクの
お兄さんに声を掛けられました。
そこで交渉の結果、半日ツアーとして、お兄さんと一緒にボートに乗ってスノーケリングを
楽しみ、その後引き続いて亀の島へ出かけることにしたのです。
この半日ツアーでひとり17万ルピア(≒1500円)と、まずまずの料金で交渉成立です。
                                         
ここタンジュンブノアは、数あるバリ島の中で最もマリンアクティビティの盛んな場所
なのです。
                                       
                                        

モーターボートを少し大型にしたような船でスノーケリングポイントへと向かいます。

                                       

スノーケルで潜ると、たくさんの魚が泳いでいました。
水はバリ島付近はあまりきれいではなく、透明度もそれほど驚くものではありません
でした。
                                       

波が少々大きいため、サキはライフジャケットをつけてスノーケリングします。
                                   

一方、マサはまさしく水を得た魚のように自由に潜り、5〜7メートルの海底にある貝を
見つけ、手に掴みに行ったりしています。
マサは体が大きいので、地上では動きが少々鈍いのですが、水の中では現地の兄ちゃんも
びっくりの素早い動きを見せます。
普通の人は、素潜りで5〜7メートル潜るのは難しいのです。
マサの水中での運動神経の良さは我が家の七不思議のひとつなのです。
                                        

海底の岩場にはファイティングニモで有名になった、「カクレクマノミ」が居ました。
                                  

スノーケリングを終えた我々は、亀の島に上陸しました。
亀の島は、ウミガメをはじめとした動物たちに触れ合えることで有名な観光スポットで、
タンジュンブノアと対岸のサヌール海岸との間に位置します。
ウミガメを抱っこして記念撮影です。
                                   

サキは手でウミガメにエサを与えます。
ウミガメの口は結構大きいので、噛まれないように注意が必要です。
                              

マサが名前は知りませんが鳥を手にとまらせています。
                                       

パパが大蛇を首に絡ませています。
                                    

パパが大コウモリをつかんでいます。
                                

マサとサキが鷹を前に記念撮影です。
この鷹は子供のころに連れてこられたらしいのですが、餌をたくさんもらえるので
ブロイラーのようになり、太ってしまって飛ぶことができなくなったそうです。
                                      

ひととおり周ったところで、現地のお兄さんが声をかけてきて休憩所に案内されました。
客引きとはわかっていましたが、ここは観光地。お兄さんに甘んじてビールとコーラを
注文しました。
この島ではお土産を買うことが慣習となっているようですが、いらない物はいらないという
主義のおけパパは、土産物のセールスに対しては頑なに断りました。
                                       
そこでお兄さんの話が始まり、この島の動物を守るために寄付して欲しいとのことで、
ひとり5,000ルピア(≒45円)を払いました。
まさか、お兄さんのチップになったんじゃないやろね? かもね。
                               

亀の島の海岸で記念撮影です。
おけパパは原色の服が好きで、橙色、赤色、桃色が特に好きで、それに次いで紫色、緑色、
水色、白色なのです。
                                      

船から見たタンジュン・ブノア(ブノア岬)です。
                                     

ラマダ・リゾート・ブノアに戻った我々は、入口で記念撮影です。
                                     

ちょうどお昼時となっていましたが、ヴィラのプライベートプールではなく、
ガーデンプールでゆっくりしようということになり、コリドーを抜けてガーデンプールへと
向かいます。
                                       

ガーデンプールのプールサイドにあるガゼボ(あずま屋)とその前のデッキチェアをキープ
したおけママとおけパパは、早速日光浴と読書でリラックスです。
                                      

中学生とは言え、まだまだ遊びたい気持ちのあるマサとサキは、おけママを巻き込んで
ガーデンプールで泳ぎます。まるで、日本人観光客のようです。
他に宿泊客で泳いでいる人はおらず、みんなプールサイドでリラックスしています。
                                         

プールサイドの砂地ではバトミントンも楽しめました。
                                       

太陽の光で体が火照ってきた頃、おけパパは体を冷やすためにガーデンプールに入りました。
そして、体の中からも火照った体を冷やすために、今回初めて飲むビンタンビールを
注文しました。うぃーっ! うめえわ!
このガーデンプールの中には、水に入ったまま飲めるバーがあり、快適です。
                                        

ジョッキグラスを凍らせてあるので、ビールを飲むと頭にキーンときます。
おけパパは、最高の休日を過ごしていることを、このときに感じました。
単純かな? そう、ここはタンジュン(インドネシア語で岬の意味)ブノアなのです。
タンジュン、単純・・・それでいいのだ。 
                                         

ビールも2杯目に突入する頃になると、おけママ、マサとサキが「何をひとりで楽しんで
いるの?」と近寄ってきて、みんなでバーでドリンクを飲みながらピザで腹こしらえと
なったのです。
                                   


プールの中になるバーでお腹が膨らんだマサとサキは、プールサイドでゲームを楽しみます。
                                          

卓球もできるのです。
まあ、マサもサキもさほど上手ではなく、すぐにやめたようですが・・・
                                       

おけママはガーデンプールの横にあるリゾートスパに吸い込まれて行きました。
聞けば、1時間アロママッサージをしたそうです。
ラマダ・リゾート・ブノア内のスパは少々価格は高く、1時間のアロママッサージで
25万ルピア(≒2200円)でした。
まあ、それでも近くにあるコンラッドやグランドミラージュ、ノボテルブノアなどのスパに
比べると安い方ですね・・・
                                        

おけパパも3杯のビールが程よくまわってきたので、リラックスするために、プールサイドの
ガゼボでバリニーズマッサージを軽く30分間受けました。
30分は少々短く、お酒も入り、うとうとしているうちにマッサージが終わってしまいました。
バリニーズマッサージ30分間で10万ルピア(≒900円)でした。
                                        

ガーデンプールで4時間ほどを過ごした我々は、場所をヴィラ内のプライベートプールへと
移しました。
ここでも おけパパは読書です。
                                    
ちなみにこの旅行で読んだ本は4冊です。
真面目な本は2冊で、ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュの人生を描いた
ビューティフル・マインド」と、ゲーム経済論の「囚人のジレンマ」です。
遊びの本も2冊で、西村京太郎著の「阿蘇・長崎、ねずみを探せ」と、「知床望郷の殺意」です。
                                            
実はおけパパは、経済学と物理数学が好きで、それらに関係する本を読むのが好きなのです。
ジャンルは、経済学はマクロ、ミクロを問わず、ゲーム理論から金融経済、世界経済、開発経済学
まで、物理・数学はアインシュタインから小柴教授、宇宙論と超ヒモ理論、統計学量子論など
幅広く読むのが好きです。
                                        
もうひとつ、トラベルミステリーの大ファンで、中学生のころから、西村京太郎、山村美紗
アガサクリスティ、松本清張森村誠一といった作家のミステリーをよく読んだものです。
とりわけ、西村京太郎は大好きで、休日の昼間や土曜ワイド劇場でミステリーがあると、
テレビに釘付けになってしまうのです。

                                        

太陽の日差しで再び熱くなった体を冷やすために、おけパパはプールに飛び込みました。
ちょっとおちょけた格好で大胆に飛び込めるのも、プライベートプールならでわです。
                                        


おけパパの飛び込みを見て、サキもおちょけた格好で飛び込みを楽しみました。
                                       

プール付きの庭でおけパパ家族の記念撮影です。
                                      

再びマサとサキはおけパパを巻き込んで陽が傾くまでプライベートプールで遊びました。
                                          

陽も沈むころになり、夕食をどこに食べに行こうか相談開始です。
おけパパはダイニングテーブルで味噌汁を飲みながら家族に希望を募ります。
                                       

おけママとマサはリビングでくつろぎながら、日本語のガイドブックでレストランを探し始め
ましたが、経験則から、日本語のガイドブックや、日本人がよく行くレストランというのは
大体コストパフォーマンスがよくないというのが常識です。
                                         
そこで、おけパパがリゾートのロビーのお兄さんから聞いた一押しのレストラン「ブンブ・バリ」
に予約の電話を入れましたが、残念ながら今日は満席とのこと。
そこで、2番目のお薦めの「ココ・ビストロ」に行くことに決めました。
         
                 

タンジュン・ブノア地区のアストンホテルの前にあるレストラン「ココ・ビストロ」に到着
です。予約をすると、ラマダブノアまで迎えの車をよこしてくれました。
                                       

シーフードグリルの食材については、おけパパは店先の陳列を見て選びます。
                                       

実は、おけパパは東南アジアの食べ物がとても口に合っているのです。
タイやマレーシア、ベトナム、フィリピンの郷土料理が大好きですし、特にこの
インドネシアの料理は毎日食べていても飽きがきません。
日本でも時折、タイ料理とインドネシア料理は食べているのです。 
                                      
今日の夕食は、ジャンボプラウン(イセエビ似)4尾とスクイード(大イカ)1杯を
バカール(グリル)で、そのほかには、サテ・リリッ(串焼きの盛り合わせ)をサンバル
ソースとガドガドソースあえ、ナシゴレンとミーゴレン、サラダバーを注文しました。
当然、ビンタンビールのラージサイズを2本と子供たちにはフレッシュジュースです。
〆て全部で、48万ルピア(≒4400円)という値段でした。
やはり、2年前に来たときよりも物価がかなりあがっているようです。
                                    

「ココ・ビストロ」からラマダリゾートまでは徒歩で20分程度なので、街の見物も兼ねて
帰りは歩いて帰りました。
途中、「ココマート」でドリンクやお菓子を買い込んで帰ったのです。
お風呂はバリ風で、広いバスタブとオープンタイプのシャワーが快適です。
                                      
ということで、おけパパは今日の垢を落としてサッサと寝たのです。