4日目 日帰りでキナバル山エリアへ


ボルネオ島コタキナバル家族旅行>
キナバル山(標高4095m)の雄姿です。




今日は我が家としては珍しく、早起きをしました。
朝6時に起きて、朝食を取ったあと世界遺産のキナバル山のエリアに行くのです。
残念ながらキナバル山には登りませんが、標高1600m〜2500m付近の熱帯雨林
高山地帯を探索するのです。
                            
                                 

変わった形のかたつむりを発見しました。
                 
                    

まず我々が向かったのは、ナバルの村です。
ナバル村からはキナバル山が絶景です。
キナバルの言葉の由来は、フィリピンのスールー諸島から移住してきたナバル民族の長老が
亡くなったとき、村を守る山になったとされています。
ナバル語で「おじいさん」のことを「アキ」と言うらしく、「ナバルのおじいさん」という
ことで「アキナバル」となり、いつの日からか「キナバル」と呼ぶようになったそうです。
                         
ちなみに、「コタキナバル」の「コタ」はマレー語で「町」という意味で、キナバルの町と
いうことで「コタキナバル」という名前になっています。
                                      
                            

キナバル山をバックに家族で記念撮影です。
近くにいた中国人に写真を撮ってもらいました。
                         
               

標高2000m付近の高原地帯に広がる農場の村です。
村の名前は聞いたのですが忘れました。
                      
                     

次に向かったのは、「ポーリン温泉」のエリアです。
休火山となっているキナバル山では温泉がたくさん湧いています。
ここポーリン温泉はその中でも最も有名な場所です。
                        
                       

温泉エリアを抜けて、熱帯雨林トレッキングに行きました。
                    
              

トレイルはしっかりしており、日本でハイキングをするのとあまり変わりません。
                      
         

トレッキング途中、写真には撮れませんでしたが、熱帯雨林に生息する蛇に出会いました。
調べたところ、どうやら「ひめへび」と呼ばれる種類のようです。
本来、熱帯雨林トレッキングでは、蚊やヒル(木の上から落ちてきて首筋などにひっつき血を吸う)
に悩まされるのですが、今は乾季ということもあり、そのへんは大丈夫でした。
                    
            

トレッキングでのクライマックスは、高所から熱帯ジャングルを見る「キャノピー」です。
ボルネオ島でのトレッキングでは、うっそうとした森の中を歩くだけで面白みに欠けるという
ことなのか、必ずトレッキングコースの一部に「キャノピー」が設置されています。
                              
                     

熱帯雨林を高所から見るといっても、ただ森が見えるだけなのです。
                        
                       

ここに「バンジージャンプ」を加えれば楽しいかも。
                   
                      

2時間かけて、ポーリン温泉に戻ってきました。
しかし、この日はラマダン(断食)明けの祝日の最終日。
たくさんのマレー人が温泉に入っており、10数か所ある露天風呂はすべてイモ洗い状態。
我々は、日本の温泉の感覚でゆっくり入りたいので、イモ洗い温泉はパスしました。
そういえば、昔、道後温泉に行ったときも、こんな感じでイモ洗いだったかな。
                                
                            

世界最大の花、「ラフレシア」です。
本当は、熱帯雨林トレッキングで見れる予定だったのですが、昨日、唯一咲いていた
ラフレシアが花を閉じたそうです。
ラフレシアは、寄生植物で、2年に1度、しかも3日間しか花を開きません。
とても見るのが難しい花なのです。
             
                

ということで、本当のラフレシアを見れなかった我々は「ネクサス・リゾート&スパ」の
メイン棟エリア内にあるラフレシアの壁画の前で記念撮影しました。
                  
             

メイン棟エリアにあるレストランで、食事をしました。
さすがにホテル内での食事は高く、ビュッフェスタイルでひとり88リンギッド(≒2200円)も
取られました。
                       
              

サテ(焼き鳥)をつまみにビールを美味しくいただく、おけパパです。
                       
                    

何か知りませんが、前の舞台で民族ダンスショーが始まりました。
                               
                    

メイン棟のロビーです。
              
          

部屋に戻ってスチームサウナとシャワーを浴びたおけパパは、再びビールを飲むのでした。