2日目 蘇州へ遠征


今日は天気もよく、蘇州まで足を延ばしました。
           
 
 

ホテルの朝食です。
コンチネンタルバイキングですが、元の日航ホテルとあって、和食もあります。
             
  
 
 

昼までゆっくりした後、高速道路を使って上海から蘇州へと向かいます。
途中のサービスエリアで休憩です。
上海から蘇州へは自動車で1時間30分程度です。
          
     
 
 

寒山寺に到着しました。
       
 
 

蘇州では金色が尊い色とされています。
それに近い黄色については、一般の建物の壁色に使うことができません。
しかし、唯一、寺院等にのみ許されているため、蘇州の寺院の壁は皆な黄色です。
               
 
 
 

この寒山寺は仏教で、1500年前に建立、その後日本に伝えられ、
法然上人によって浄土宗として広められたのです。
したがって、この寒山寺のお経は南無阿弥陀仏から始まるのです。
             
       
 


蘇州は水の都であもり、いたるところに水路があります。
               
    
 

絵になる風景が多いのです。
            
   
 
 

五重の塔があります。
これも1500年前に日本に伝えられたのです。
          
    
 
 

五重の塔に登りました。
中国の1500年前の建物の向こうには高層マンションがそびえます。
            
 
 

次に虎丘へと向かいました。
            
   
 

ここには中国版ピサの斜塔があります。
年々少しづつ傾いているそうですが、巷では中国政府がわざと傾きを
コントロールして観光名所にしているという噂もあるらしいのです。
              
         



夕食は陽澄湖へと向かい上海蟹を食べることにしました。
陽澄湖は蘇州から上海に少し走った昆山という町の近くにある上海蟹
名産地なのです。
ここには上海蟹を食べさせるレストランが数十軒も並んでいるのです。
 
     
 

その中で、江南枕家蟹荘というレストランに入りました。
            
          
         

上海蟹を山ほど注文しました。
店の人と交渉し、1杯130元(約2,000円)でいただくことになりました。
高いのか安いのかわかりませんが、雄雌をそれぞれ1匹づつ食べることに
しました。
           
      
 
 

これは雄です。
この時期は雌のほうが美味しいのです。
12月ごろになると、雌よりも雄が美味しくなるそうです。
  
このあと、雌をいただきましたが、たっぷりと味噌が入っていました。
           
        
 
 

気がつくと、レストランのまわりにはぎっしりと車が止まっていました。
中国では習首相の体制となってから贅沢禁止令が発令され、役人の接待が
激減したらしいのですが、それでもレストランはどこもいっぱいです。
  
贅沢禁止令前は、役人達が毎日ここに来て、日本円で数万円分の蟹を食べて
行ったそうです。
役人は賄賂や横領で最も私服を肥やしている職業のひとつなのです。
            
       
 

上海蟹で腹いっぱいになったおけパパは、上海のホテルに戻りました。
バスタブに泡を貯めてゆっくりしました。
 
こうして2日目の夜は更けていったのです。