おけパパの夏休み2018(登山編) 1日目 上高地から北穂高岳を目指す


夏休みを取ったおけパパは、ゆうパパと二人で
北アルプス穂高連峰の縦走に出かけました。
  
 

8月4日の夜に泉大津の自宅を出発した
二人は、早朝、上高地への玄関口となる
沢渡(さわんど)に到着。
そこでタクシーに乗って、上高地へとつながる
釜トンネル前で開通時間の午前5時になるのを
待ちました。
左がもう使われていない旧トンネル、
右が新トンネルです。
  
  
 


午前5時15分。
上高地バスターミナルに到着した二人は、
登山に出発しました。
  
 
 

今回のコースの紹介です。
1日目は、上高地バスターミナルから明神、
徳沢、横尾と梓川沿いに歩きます。
横尾からは登山道に入り、本谷橋を渡り
涸沢を経て北穂高岳に登頂します。
標高1500mの上高地から標高3108m
北穂高岳まで1600mを登ります。
休憩を入れて10時間のコースです。
 
北穂高岳にある山小屋で1泊した後、
2日目には涸沢岳奥穂高岳に登頂した後、
岳沢を経由して上高地へと戻ります。
標高3100mの穂高連峰をアップダウン
しながら縦走し、標高1500mの上高地
へと下りるハードなコースです。
途中、涸沢岳付近は、滑落事故の多い
北アルプス屈指の危険地帯です。
これまた休憩を入れて10時間のコースです。
 
普通の人はこのコースを3日間かけて
歩きます。
  
 
 

朝日に照らされた梓川がとてもきれいです。
 
 
 

河童橋と奥には荒々しい山々をバックに
記念撮影です。
 
 
 

出発から10分弱で河童橋到着です。
 
 

一応、観光地ということで記念撮影です。
  
 
 

こんな朝早くから観光客が河童橋
やって来ています。
このあたりの宿泊者でしょう。
 
 
 

朝の木漏れ陽が美しい森の中を進みます。
 
 
 

午前6時10分に明神に到着。
トイレ休憩です。
 
 
 

明神岳前穂高岳に連なる北尾根が
荒々しい姿を見せています。
 
 


上高地バスターミナルから約2時間で
徳沢に到着です。
この建物は徳沢園というホテル風ヒュッテで、
昨年、燕岳から常念岳蝶ヶ岳をゆうパパと
二人で縦走した後に泊まった場所です。
 
 
 

ここから更に横尾まで梓川沿いを歩きます。
  

 

午前8時20分に横尾に到着です。
すでに太陽がギラギラと照り付け、ここが
涼しげな上高地であることを忘れるほどの
暑さです。
 
 
 

ここで大休憩を取ります。
持ってきたポケットウイスキーを飲みます。
 
 
 

20分ほど休憩して出発です。
この横尾大橋を渡り、いよいよ登山道です。
  
 
 

横尾大橋の上で記念撮影です。
 
 
 

午前9時30分に本谷橋に到着です。
 
 
 

本谷橋を渡ります。
 
 
 

本谷橋を渡ったところに日陰があったので、
少し休憩をしました。
 
 

涸沢が遠くに見えてきました。
 
 
 

涸沢に向けて最後の登りです。
 
 

本谷橋から約2時間。
午前11時30分に涸沢に到着です。
 
 
 

奥穂高岳をバックに記念撮影です。
  
 

更に涸沢カールをバックに記念撮影です。
涸沢のテント村はとても有名ですが、
今日はテントの数もまばらです。
 

 

これから登る北穂高岳をバックにこれまた
記念撮影です。
昼食休憩を予定している涸沢小屋が奥に
見えています。
  
 
 

午前11時45分に涸沢小屋に到着です。
ここで、生ビールをいただきます。
乾杯〜っ!
 
 

絶景の涸沢カールの雪渓と穂高連峰を見て、
おでんとモツ煮込みをつまみながらの
生ビールは最高に美味しいですね。
 
 
 
 

涸沢カールと生ビールです。
 
 
 

1時間休憩の後、涸沢小屋を出発しました。
すでに13時近くになっていました。
 
 
 

涸沢小屋からはかなりの斜度の登りです。
一気に高度が上がっていきます。
涸沢ヒュッテやテント村がミニチュアの
ように見えています。
涸沢は標高2300mです。
したがって、標高3108mの北穂高岳
までは、一気に900mを直登することに
なります。
ビールを2杯飲んだ二人にはかなり過酷な
試練です。
 
 
 

落石の危険もあるため、ヘルメット着用です。
 
 
 

おけパパの右側奥の上部に目指す北穂高岳
見えています。
 
 
 

ゆうパパが絶壁に近い一枚岩を鎖を持って
登ります。
 
 
 

おけパパも鎖場を登ります。
 
 
 

東の方角には、昨年登った常念岳が見えて
きました。
 
 
 

標高3000mを超えてきました。
 
 
 

北穂分岐にやってきました。
もうあと一歩です。
 
 
 

15時45分に北穂高岳(標高3108m)に
無事登頂できました。
上高地出発から10時間30分です。
休憩をたくさん取ったことと、生ビールによる
ほろ酔いで涸沢小屋からの足取りが重くなった
ため、通常のコースタイムより時間を要して
しまいました。
 
 
 

ゆうパパと登頂記念撮影です。
 
 
 

涸沢岳奥穂高岳も目の前に見えています。
 
 
 

今夜泊まるのは、北穂高岳の頂上直下にある
穂高小屋です。
先ずはチェックインして荷物を置きます。
 
 
 

そして、北穂高小屋名物の3108mの
頂上生ビールです。
北穂高岳頂上で、槍ヶ岳をバックに乾杯〜っ!
です。
 
 
 

槍ヶ岳とその手前の南岳が手の届きそうな
ところにあります。
でも、ここから歩くと6時間かかるのです。
 
 
 

ここで恒例となった頂上酒盛りです。
つまみは北アルプスの山々です。
東には燕岳〜常念岳蝶ヶ岳
北には槍ヶ岳、遠くに剣岳や白馬岳、
西には笠ヶ岳、遠くに北陸の名峰白山、
南には涸沢岳奥穂高岳前穂高岳
がくっきりと見えています。
これらの絶景をつまみに飲みます。
 
 
 

生ビールのほか、持ってきた地酒とワインを
いただきます。
地酒は青森の西田酒造店、田酒(でんしゅ)
特別純米酒を持ってきました。
ワインは2017年産のボジョレーヌーボー
です。
 
 
 

夕日も傾きだしたころ、ウイスキーにも
手が伸びます。
 
 
 

日の入りを前に、槍ヶ岳がその色を変え始め
ました。
 
 
 

橙色に染まる奥穂高岳涸沢岳をバックに
記念撮影です。
 
 

 

山の向こうに夕日が沈みます。
 
 
 

笠ヶ岳(標高2897m)に連なる稜線の
向こうに陽が沈みました。
 
 
 

夕陽と反対の方角には、大きな入道雲
発生していました。
 
 
 

夕食の後、ウイスキー片手にくつろぐ
二人です。
 
 
 

穂高小屋の中です。
 
 
 

真っ暗になった20時ごろ、再び北穂高岳
頂上に登りました。
写真に撮ることができませんでしたが、
満天の星空を堪能しました。
天の川、さそり座、北斗七星、カシオペア
他、火星が真っ赤に輝いていました。
また、かなりの数の人工衛星が空を行き来
しているのも見えました。
 
 
 

ということで、今日の山行は終了となった
のでした。
 
 
 

おまけ。
小屋でのおけパパの寝顔です。
お休みなさい。