8日目 さようならロンボク島 こんにちわバリ島

今日、朝一番の飛行機でロンボク島を離れます。
明日の午後にバリ島よりインドネシアを出国するのです。
本当はもう1日ロンボク島で過ごしたかったのですが、ロンボク島から
バリ島へ向かう飛行機が万が一飛ばなかったときのことを考えて、
1日余裕を持ったのです。
その代わりに今日、バリ島を観光することができます。


これはスンギギの町のゲートです。
いよいよスンギギの町を出ます。


マタラムの町が近づくと、チドモが増えてきます。
朝早くからパサール(市場)が開いているからです。


朝9時の飛行機に乗るためにマタラムのセラパラン空港に来ました。


バリ島へはIATの真っ白な飛行機で向かいます。
IATはこの1機しか飛行機を持っていないローカルの中小企業
航空会社なのです。
予約も大学ノートのような紙に日付と名前を書いているような
昔ながらの管理です。

機内では最後列に座りました。
これが機内の写真ですが、最後列からでのコックピットのドアが真近に
見えます。


滑走路から飛び上ったと同時にギアアップとなりました。
たまたまギアアップの瞬間を撮影することができました。


時間どおりにバリ島に到着です。
バリ島ではヌサドゥアビーチ沿いのホテル「マタハリテルビー」に
宿をとりました。
ホテルの前がヌサドゥアビーチで、さまざまなマリンアクティビティで
賑わっています。

しかし、今日ロンボク島からバリ島に来て一番に感じたことは、バリ島
がとても湿気が高くてじめじめしていることです。
ロンボク島とバリ島の間には植生と気候を分けるウォーレス線という境界線
が通っているのです。
ウォーレス線より東にあるロンボク島はオーストラリアに近い気候と植生
ですが、西にあるバリ島はジャワやカリマンタンに近い熱帯の気候と植生
です。
ロンボク島はこの季節乾季でとても乾燥していて過ごしやすいのですが、
バリ島は同じ乾季でも湿気があるようです。


ホテルの前で子どもたちはバナナボートを楽しみます。
パパもバナナボートを牽引するモーターボートに乗せてもらい、スピード
を楽しみました。


ママはホテルの中を散策し、スパに消えて行きました。


バリ島での時間はトランジットのための1日しかありませんが、折角なので
町に出てみました。
バリ島で一番賑やかなクタの街を歩いてみました。
ロンボク島にもクタの街がありましたが、そちらはほとんど人気のない
小さな街でしたので、同じクタでも大違いです。


夕暮れが近づくころに、バリ島の南端にあるウルワツ寺院に行きました。
ウルワツ寺院は海に面した断崖絶壁に沿って寺院が建っています。
また、ここはケチャックダンスが見られる人気の場所で、人で溢れていました。


ウルワツ寺院は猿が崇められており、たくさんの猿が人を恐れることなく
生活しています。
猿は人間が与える餌をもらって生活しているためか、ちょっとメタボぎみです。
ペットボトルの飲み方も人間が飲んでいるのを真似て覚えたのでしょうか?


日没前になりケチャックダンスが始りました。


暗くなってきたころにケチャックダンスは火を使ったりしてクライマックスを
向かえます。


日もどっぷりと暮れ、夕食はジンバランの海岸へ行きました。
ジンバランの海岸は、多数のレストランが軒を連ね、テーブルは砂浜に設置
されています。
レストランに並べてある魚介類を自分で見て選び、それを料理してもらうと
いうシンプルなスタイルです。

食事が運ばれてきたころ、流しのバンドがやって来ました。
英語の曲だけでなく、日本の曲もとても上手に演奏し歌ってくれます。
我々は「TUNAMI」と「上を向いて歩こう」の2曲をリクエストしました。


我々家族もバンドの中に入って一緒に歌いました。

インドネシア最後の夜はジンバランで堪能し、締めくくりました。