夫婦二人で谷川岳登山


今日は、おけママが大阪からやって来たので、二人で
谷川岳を目指すこととしました。
 
谷川岳はロープウェイで登山口の標高760m地点から
標高1320mまで一気に行けるので、中高年はもとより、
最近はやりの山ガールやプチハイカーにも人気です。
 
  
 


東陽町駅を午前5時27分に出発する東西線に乗りました。
       
 
 


東京駅を午前6時08分発の上越新幹線「とき301号」に
乗ります。
        
 
 

「とき301号」が入ってきました。
          
 
 

自由席におけママと二人で乗り込みました。
これで高崎まで行きます。
        

  

 

高崎駅で在来線に乗り換え、水上行きの電車に乗ります。
     
 
 

いつもは谷川岳山系へ向かう登山客が多いのですが、
電車は結構空いていました。
               
 
 
 

水上駅で長岡行きの電車に乗り換えです。
        
 
 

結構、最新型の電車です。
     
 
 

電車は谷川岳の登り口となる土合駅に到着です。
いつもはこの電車は谷川岳に向かう登山客でいっぱい
なのですが、何故か今日はガラガラです。
        
 
 

土合駅は下り線のみトンネルの中にホームがあります。
   
 
 

地上の改札までは480段以上の階段を登る必要があります。
日本一のモグラ駅と言われている所以です。
        
 
 

登山のウォーミングアップです。
それにしてもガラガラです。
登山客がいません。
      
 
 

土合駅を出て、谷川岳の登山口となるロープウェイ乗り場に
向かいます。
  
  

ロープウェイ乗り場まで来ると、
何と、ロープウェイが保守点検のために運休しているでは
ないですか。
これが、登山客が全くいなかった理由でした。
  
おけパパとおけママは、ロープウェイに乗れず、やむなく
谷川岳まで往復を歩くことにしたのです。
ロープウェイで標高差600mを稼げないのは痛いです。
           
 
 

今日の登山コースです。
ロープウェイ乗り場から、日本一の急坂と呼ばれている
西黒尾根を一気に谷川岳まで登ります。
谷川岳の頂上に立った後は、天神峠に向けて稜線を下り、
天神峠から田尻尾根を下ってロープウェイ乗り場へと
戻るコースをとることとしました。
地図上のコースタイムは登り4時間、下り3時間です。
  
  
午前9時ちょうどに登山開始となりました。
 


  

谷川岳登山センターを通り過ぎてしばらく林道を歩くと、
谷川岳に直登できる西黒尾根登山道の分岐点が
現れました。

              
 
  
 

登山口からしばらくは、登山道が雪解け水の流れによって
崩れた道を行くこととなります。
         
 
 

対面にロープウェイで登ることのできる天神峠が見えます。
     
 
 
 

天神峠とロープウェイの天神峠駅が見えています。
本来、ロープウェイが動いていれば、あの場所まで一気に
高度を稼ぐことができたのです。
         
 
 
 

しばらくすると、岩の多い急登りになってきました。
この西黒尾根は、日本でも有数の急登が続くのです。
           
  
 

鎖場がやってきました。
         
 
 

連続する鎖場を抜けると、展望が開けて谷川岳
頂上がお目見えです。
  
  
  

谷川岳をバックに記念撮影です。
兜の角のように頂上は双峰となっており、左が
トマノ耳、右がオキノ耳です。
        
 
 

登山道から下を見ると、500mくらいの谷となって
います。その景色は圧巻です。
    
 
 

切り立ったナイフリッジの岩の尾根筋を登ります。
後ろにはマチガ沢の雪渓が見えています。
       
 
 

また鎖場が連続します。
おけママが登ってきます。
           
 
 
 

足を滑らせると、500mのフリーフォールとなるので
慎重に登ります。
       
 
 
 

かなりやばい岩場です。
ほとんど垂直にロッククライミング気分で登ります。
   
  
  

登山開始から2時間強で、ラクダのコルと呼ばれる
開けた場所に出ました。
谷川岳に向かっての尾根筋がしっかり見えています。
         
 
 

折角なのでラクダのコルで記念撮影です。
           
 
 
 

ラクダのコルを過ぎると、再び岩場の登りです。
             
 
 

登ってきた登山道が左に見えています。
おけママはちょっと疲れて休憩です。
            
 
 
 

頂上が近づくと、尾根筋の登山道は少しなだらかに
なってきました。
あともう少しです。
            
 
 
 
 

頂上が真近に見えてきました。
         
 
 

最後の大きな岩(ざんげ岩)に差し掛かりました。
おけママは滑って落ちそうです。・・・なんてね。
横向きに撮影しただけです。
        
 
 
 

頂上に登山者が居るのが見えてきました。

        
 
 
 

正面がトマノ耳、右奥がオキノ耳です。
          
 
 
 

東尾根がいきり立っています。
雪のあるところはマチガ沢です。
            
 
 
 

大きな雪渓をトラバースします。
          
 
 
 

雪渓で記念撮影です。
       
 
 

肩の小屋を超えました。
頂上まで10分の地点です。
        
 
 

谷川岳頂上、トマノ耳に到着です。
午後12時40分でした。
コースタイムが4時間なので、まずまずの良いペース
で登ってくることができました。
   
 
 

目の前にはオキノ耳が見えています。
        
 
 
 

おけママがオキノ耳をバックに記念撮影です。
        
 
 

帰りのバスの時間と、これまでの体力の消耗度合いを鑑み、
今日はここで折り返すことにしました。
ということで、ビールで乾杯です。
 
 
 

昼食は、サッポロ一番塩ラーメンとおにぎりです。
  
  
  
 

トマノ耳から、登ってきた西黒尾根をバックに撮影です。
        
  
  
  

午後1時15分に下山開始です。
  
  
  

下山は登りと異なる天神尾根を下りることにしました。
天神尾根登山道は、ロープウェイ頂上の天神駅からの
一般登山道となっているため、木道が敷かれています。
これがまた中途半端に歩きにくいです。
            
 
 
 

天神尾根にあるざんげ岩です。
           
 
 
 

天神峠が後ろに見えています。
先ずは天神峠まで天神尾根を下ります。
            
 
 
 

振り返ると、谷川岳は雲の中に隠れてしまっていました。
          
 
 
 

下山道の天神尾根は緩やかな下りで快適です。
           
 
 
 

熊穴沢避難小屋までやってきました。
今年の冬に来たときは屋根まで雪に埋まっていましたが、
今は全部が見えています。
         
 
 
 

目の前に西黒尾根が見えています。
こうして見ると、かなりの急な尾根です。

 
 
 

天神峠の手前まで下りてきました。
ここから、天神峠へは出ずに、田尻尾根を下山します。
         
 
 
 

ここから田尻尾根に下りて行きます。
      
 
 


田尻尾根登山道の登り口です。
  
  
  

田尻尾根登山道から広い林道に出ました。
これは林道ではなく、天神平スキー場のコースなのです。
        
  
  

ロープウェイ乗り場が見えてきました。
       
 
 
 

無事下山しました。
時計を見ると、午後3時40分でした。
下りのコースタイムが3時間のところを、2時間25分で
下山できました。
     
 
 
 

谷川岳ロープウェイを午後4時に出る関越バスに乗りました。
水上駅経由の上毛高原駅行きです。
             
 
 
 

午後5時前に上毛高原駅に到着です。
  
  
  

17時26分発の東京行き「MAXとき334号」に
乗ります。
         
 
 
 

MAXとき号は2階建てです。
  
 



自由席の9号車の2階席に座ることができました。
上毛高原駅で買った、生どら焼き抹茶味を食べます。
              
東陽町のマンションには、午後7時すぎに帰りました。
 

 

東陽町のマンションに帰った後、おけママと登頂祝いです。
エールビール、生しぼりの地酒、甲州ワインを片手に、
鮪、鯛、タコの刺身と、ローストビーフ、お寿司で
晩餐です。
おつかれさまでした。
                 
おしまい。