1日目 燕岳から大天井岳へ


今日は、ゆうパパと二人で、北アルプス常念山脈
3日かけて縦走しようということで、昨夜、泉大津
自宅を出発しました。
  
  
  


昨夜、車でJR穂高駅前の駐車場に置き、朝一番の
バスで中房温泉までやってきました。
               
 
 

今回のルートです。
1日目は、中房温泉から燕岳、大天井岳へ。
2日目は、大天井岳から常念岳を経て、蝶ヶ岳
へと向かいます。蝶ヶ岳でさらに1泊の予定で
したが、時間に余裕があったため、一気に
上高地に下山。
3日目は上高地から穂高駅へと戻るルートです。
      
  
  
  

中房温泉を午前6時すぎに出発した我々は、
順調に燕岳(つばくろだけ)に向けて高度を
上げて行きます。
             
 
 

合戦小屋まではひたすら森林の中を登っていく
のみです。
          
 
 

朝もやの雲海を見ながら高度を上げます。
  
 
 

午前9時に中腹にある山小屋、
「合戦小屋(かっせんごや)」に到着です。
            
 
 
 

合戦小屋名物のスイカをいただきました。
今まで食べたスイカの中で最も甘い美味しい
イカでした。
                
 
 
 

燕岳のピークが見えてきました。
それにしても、雲のない晴天です。
        
 
 
 

遠くに槍ヶ岳の穂先が見えてきました。
              
 
 
 

燕岳と同じ稜線上に建つ、
燕山荘(えんざんそう)が見えてきました。
            
 
 
 

午前9時45分に燕山荘に到着です。
ここにリュックをデポしておき、燕岳までの
往復40分を歩きます。
           
 
 
 

これは燕山荘と燕岳の間にある、通称イルカ岩です。
槍ヶ岳の穂先が美しく見えています。
   
  
  

燕岳頂上直下から見た燕山荘です。
          
 
 
  

燕岳頂上直下から槍ヶ岳穂高連峰を望みます。
               
 
 
 
 

午前10時10分に燕岳頂上(2763m)に
到着です。
           
 
 
 

燕岳頂上から北燕岳を望みます。
奇岩の多い山並みです。
            
 
 
 

燕山荘前に戻り、燕岳をバックに記念撮影です。
               
 
 
 

ここで、槍ヶ岳穂高連峰、そして裏銀座の山々を
目前にして、昼食を取りました。
先ずは、よく冷えたビールからです。
              
 
 

酒のつまみには、サザエのつぼ焼き、鱧の湯引き、
メヒカリの網焼き、そして刺身3種盛です。
苦労して、リュックの中にドライアイスを装備した
クーラーボックスを入れて、ここまで酒と食材を
担ぎ上げてきたのです。
テント泊での縦走よりも重装備で、とても
重かったのです。
   
  
  
  

重い荷物を担ぎ上げた甲斐あって、美味い魚と
素晴らしい景色をつまみに、酒をいただきます。
酒は、先月八海山に登ってきたときに買ってきた
「魚沼純米吟醸酒」です。冷たい冷酒でいただきます。
           
  
  
  

酒を飲むのに、わざわざ升まで持ってきました。
               
 
 
 

12時30分になり、次の目的地である
大天井岳(おてんしょうだけ)に向けて出発です。
昼食を兼ねた晩餐は、2時間近くもやってしまい
ました。
おかげで、顔や手が真っ黒に日焼けです。
              
 
 
 
 

燕岳をバックに足を進めます。
              
 

  
 

目指す大天井岳が見えてきました。
目の前の稜線を進み、写真の一番左端の大きな
山が大天井岳です。
真正面奥には槍ヶ岳が畏怖堂々とその存在を
示しています。
             

  
 

これまで歩いてきた稜線が美しいですね。
             
 
 
 

正面の遠く奥の方には立山連邦が望めます。
その右の少し前にあるピラミッド型の山は、
後ろ立山連邦針ノ木岳でしょうか。
           

 
 

燕岳から大天井岳へのほぼ中間地点です。
   
  
  
  

美しい稜線の奥、大天井岳が近づいてきました。
  
  
  

大天井岳をバックに記念撮影です。
                
 
 
 
 

稜線と大天井岳です。
           
 
 
 

大天井岳への稜線は、ハイマツも生えない
砂礫の道です。
          
 
 
 

どこか、中東の砂漠を歩いているようなくらい
太陽がギラギラと輝いています。
とても暑い稜線歩きです。
3000mの山と思えないほどの暑さです。
          
 
 
 

表銀座ルートの槍ヶ岳への道と別れます。
ここから大天井岳へは最後の登りが待っています。
             
 
 
 

歩いてきた道を振り返ります。
            
 
 

16時00分に大天井岳(2922m)に到着です。
  
  
  

大天井岳で記念撮影です。
          
 
 
 

大天荘という山小屋に泊まることにしました。
         
 
 

夕食はハンバーグ定食です。
          
 
 

持参してきた赤ワインを一緒にいただきます。
 
この山小屋はとても混んでいました。
よって、一枚の敷布団に2人が寝る雑魚寝です。
その中で事件が起こったのです。
ゆうパパの隣に寝ていたおっさんが、消灯とともに
大いびきを響かせ続けたのです。
しかも、ゆうパパの反対側の兄ちゃんが、寝ながら
屁をこぎまくり、ゆうパパは一晩中寝れなかった
とのこと。
 
こうして、大天荘での夜は更けていったのでした。