日帰りで残雪の日光白根山を目指す


今日は、関東は雨の予報ですが、晴れの
予報となっている群馬県にある残雪の
日光白根山(標高2578m)を目指し
ました。
  
  
  

午前5時に起床し、東陽町の自宅を
午前5時50分に出発。
東京駅のみどりの窓口でレール&レンタカー
の切符を受け取りました。
乗車券往復が2割引き、特急券が1割引き
となります。
  
  
  
 

東京駅を午前6時36分に出発する
いつもおなじみの「Max401号」に
乗ります。
  
  
  
  

2階建て新幹線で、1号車の自由席に
乗り込みました。
  
  
  

スキーシーズンも終わりに差し掛かり、
車内はガラガラです。
  
  
  

午前7時53分に上毛高原駅に到着
しました。
  
  
  
  

駅レンタカーに向かいます。
  
  
  
  

予約しておいたトヨタヴィッツ
受け取ります。
  
  
  
  

走ること約1時間。
日光国立公園の域に入りました。
  
  
  

午前9時30分に、丸沼高原スキー場
に到着です。
たくさんのスキー・スノボ客でいっぱい
です。
  
 
 
 

今日のコースは、丸沼高原スキー場の
山頂までロープウェイを使います。
そこから、日光白根山をぐるっと周り
座禅山直下を超えて元の場所に戻る
コースです。

  
  
  
  

標高差約600mをロープウェイにて
稼ぎます。
  
  
  

後ろに見えている山麓駅から10分で
標高2000mの山頂駅に行けます。
  
  
  

日光白根山がドーンとそびえています。
頂上付近が火山岩で、雪がありません。
  
  
 
 

一応出発前の記念撮影です。
登山者の姿は全く見えません。
もしかすると、おけパパひとりかも。
今日も自撮り棒が役に立ちそうです。
  
  
  

日光男体山にある二荒山神社がここにも
ありました。
その鳥居をくぐってスタートです。
出発は午前10時05分でした。
  
  
  
 

無積雪期は遊歩道があるようです。
  
  
 
 

日光白根山の看板に沿って歩きます。
  
 
 
 

樹林地帯は積雪2m以上あります。
  
  
  

日光白根山の登山コースでは、
このようなルンゼ(岩尾根と岩尾根の
間の沢筋)をトラバース(横切る)する
ところがたくさんあります。
ルンゼは雪崩の巣窟なので、注意が必要
です。
  
  
  
  

このような場所で雪崩がくると最後の
助です。
急いでトラバースします。
  
  
 

遠くに雪を被った大きな山容の
上州武尊岳が見えます。
   
  
  

小さな雪崩の跡です。
この場所から雪崩が発生したようです。
少しデブリ(雪崩でできた多数の雪の塊)が
あります。
  
  
  

森林地帯を抜けると山頂方向が間近に
見えてきました。
南斜面で太陽がよく当たり、岩が
温められるためか、山頂付近の雪は
かなり溶けているようです。
  
  
  

山頂への雪渓を2〜3名の登山者が
登っているようです。
今、おけパパのいる場所は、森林限界
超えた標高2300m付近ですが、
気温6℃で、風がほとんどなく、そして
太陽の光がとても強いので、登りでは
冬山用の半袖シャツのみで歩けます。
 
雪山で気温が摂氏プラスというのは
とても暖かく感じるものです。
  
  
 
 

上州武尊山が大きく見えてきました。
谷川岳武尊山の奥で、雲に隠れて
見えません。
  
  
 

いよいよ最後の急坂に入っていきます。
  
  
 

かなり急な雪面ですが、雪がしまっており、
ストックでも登れます。
  
  
 
 

登ってきた道をバックに写真を撮りました。
  
  
 
 

もう少しです。
  
  
  

もう一度振り返ります。
白根隠山が目の前にあります。
  
  
 
 

頂上付近に来ると、雪が張り付いて
いません。
岩稜地帯となっていました。
  
  
 


日光白根山カルデラ湖の五色沼
眼下に見えています。
色美しい沼ですが、今はまだ凍っています。
  
  
 

日光男体山中禅寺湖が見えてきました。
この場所より南西、南方向の山は
すでに雪がほとんど溶けてしまっている
ようです。
  
  
 
 

午後0時ちょうどに日光白根山頂上に
到着です。
コースタイムが2時間50分のところ、
1時間55分で登れました。
雪がしっかりとしまっていたので
早く登れたのでしょう。
  
  
  
 

ということで、日光男体山中禅寺湖
見ながらビールをいただきます。
サントリープレモルの香るエールです。
  
  
  
 

今日の昼食は、ビールとつまみの貝ひも、
熱燗とおでん、そしておにぎりです。
  
  
  
 

先行していた登山者に写真を撮って
もらいました。
中禅寺湖とその横には戦場ヶ原、そして
同じ目線には日光男体山です。
  
  
  

山頂付近の様子です。
写真を撮ってくれた人が降りた後は、
誰もいません。
  
  
 
 

なんかすごい雪の模様です。
  
  
 

上州武尊山が美しいですね。
いよいよ下山開始です。
下山開始は、午後0時50分です。
  
  
  

眼下直下には座禅山、その上の真っ白に
雪を被った湖が丸沼、そしてその上には
遠くに尾瀬の燧ケ岳が見えています。
  
  
  

燧ケ岳をバックに記念撮影です。
  
  
 

急峻な岩稜と雪面を下ります。
  
  
 
 

少し下りたところからみた頂上に
向けた岩稜です。
  
  
  

トレースがありますが、北向きの急斜面
なので雪が凍っており、滑落要注意です。
ピッケルとアイゼンを雪面にしっかりと
打ち込んで慎重に下ります。
先月、ここで滑落事故があったそうです。
  
  
  
  

急斜面を下りきったところで、おけパパ
得意の下山時のひとりカラオケです。
1曲目は、島唄でした。
2曲目は、グレイの「Beloved」
です。
グレイと言えば、函館のファミリー
レストラン「ラッキーピエロ」を思い
出します。
  
  
  
 

座禅山直下まで降りてきました。
  
  
  

七色平にやってきました。
七色どころか白一色です。
  
 
 
 

ここには避難小屋があります。
まだ雪にかなり埋まっています。
小屋の基礎が60センチくらいあるので、
雪は2m以上積もっているようです。
  
  
  
 

二荒山神社まで戻ってきました。
午後3時ちょうど、無事登山終了です。
  
  
  
 

改めて、日光白根山をバックに撮影です。
今日は晴れた休日で、こんなに美しい
雪山なのに、出会った登山者は5名です。
夏は山ガールとか、中高年でごったがえす
山ですが、積雪期にはほとんど人が居ません。
やはり山登りは積雪期がいいですねえ。
  
  
  
 

スキー場にあった天空の足湯から見た
日光白根山です。
  
  
 

再び、丸沼高原ロープウェイに乗ります。
  
  
 

下りに乗る人はほとんどいません。
スキー・スノボ客は滑って降りますから。
  
 
 

一気に下界です。
下界は春です。
気温も10℃あります。
太陽の光でとても暖かく感じます。
 
 
  

午後5時、上毛高原に戻ってきました。
  
  
 

上毛高原駅を午後5時26分に出発する
「Maxとき334号」に乗ります。
  
  
 
 

15号車の2階のグリーン席に乗ります。
  
  
 

ブランケットがあるので腰から下を
温めることができます。
  
  
  
  

午後7時すぎに自宅に到着。
今日もひとり登頂祝いです。
  
お酒がまわって眠たくなってきました。
おやすみなさい。
おわり。