金峰山頂上で八ヶ岳を酒肴に宴会をしよう


みごとな富士山です。
今日は、文化の日
3連休の2日間を使って、山梨県と長野県に
またがる金峰山にゆうパパと向かうことに
しました。

金峰山山梨県ではきんぷざん、長野県では
きんぽうざん、と読みます。)は、
絶景で有名な山です。

頂上での宴会が楽しみです。
  
  
  
 
  

ゆうパパとともに早起きし、東陽町
5時26分の東西線で出発。
中野、高尾で乗り換えて中央線の塩山
(えんざん)まで行きます。
塩山到着は8時12分です。
この時間は、塩山まで行ける特急がないため、
長い鈍行の旅です。

 
途中、中野駅で、おけパパたちの乗る電車が
ホームに入ってくる直前に、酔っ払いの
兄さんがホームから転落。
おけパパが、列車非常停止ボタンを押して、
兄さんが駅員さんに救助されるという
ハプニング付きでした。
 
 
  
 
 

塩山を8時30分に出発するバスで
大弛峠(おおだるみとうげ)に向かいます。
  
  
 

途中、柳平という場所で9人乗りの登山用
マイクロバスに乗り換えです。
  
 
 
 

大弛峠に到着したのは9時55分でした。
東陽町を出発して、4時間30分の長旅でした。
  
この大弛峠は、標高2365mと、富士スバル
ラインの標高2305mよりも高く、
日本の路線バスが運行される峠では、最高の
高さにあります。
  
  
  
  
 

ここから金峰山までは、山岳地図のコースタイム
は、2時間30分です。
 
 
 
登山コースを紹介しましょう。 
今日は、大弛峠から稜線を歩き、朝日峠、そして
朝日岳(標高2579m)を経由し、目的の
金峰山(標高2599m)を目指します。
その後、稜線を縦走し、瑞牆山(みずがきさん)
の登山口の瑞牆荘へと抜ける縦走コースです。
始終、山梨県と長野県の県境を歩くのです。
 
そして、瑞牆荘前を16時30分に出発する
最終バスに乗る必要があります。
全体のコースタイムは、6時間10分です。

    
 

出発は10時05分です。
コースタイムどおりだと、頂上での宴会時間
が20分しか取れません。
 
さて、果たして、おけパパたちは、頂上で
宴会をする時間はあるのでしょうか。
  
  
 
 

針葉樹が立ち枯れしています。
奈良県にある大台ケ原を思い出させます。
 

富士山がその姿を現しました。
よく晴れています。
2日前までの天気予報では、今日は雨でした。
しかも、今朝、東陽町を出発するときも雨が
降っていたので、この天気の回復は幸運です。
  
 
 
 

富士山をみごとに捉えられる場所まで
登ってきました。
  
 
 

稜線の登山道から長野県側を見ます。
山の中腹では紅葉がみごとでした。
  
 
 

今日、初めての富士山とのツーショットです。
  
 
 

朝日岳を11時すぎに通過。
稜線の遠くには金峰山が見えてきました。
  
 
 

金峰山の特徴は、頂上直下にある空に突き
出た岩です。
通称、五丈岩と呼ぶそうです。
  
五丈岩は、遠くからでも目立っています。
  
   
 


賽の河原に出ると、八ヶ岳が目の前に
そびえていました。
その中心でひときわ高くそびえているのは、
八ヶ岳の最高峰「赤岳」です。
  
 
 
 

賽の河原から見た富士山です。
  
 
 
 

12時05分、金峰山頂上に到着です。
登山開始から丁度2時間でした。
  
 
 

ゆうパパと二人で八ヶ岳をバックに
金峰山頂上で記念撮影です。
  
 
 
 

金峰山頂上直下から富士山を見ながら
五丈岩を見下ろします。
今日は3連休で、しかも快晴とあって、
多くの登山客が頂上付近で弁当を食べて
いました。
  
 
 

ということで、12時15分、おけパパたちも
宴会開始です。
ゆうパパが、雄大八ヶ岳をバックに
キリンラガービールを持って乾杯です。
  
  
  

同じく、おけパパもサントリーエールビール
八ヶ岳をバックに乾杯です。
 
実は、ビールはクーラーバッグに氷とともに
入れて持ってきたので、キンキンに冷えて
いました。
  
 
 
 

そして、酒肴は、見事な八ヶ岳の絶景と
ともに、エイヒレ、マグロの刺身、厚揚げ、
メザシ、おでん、そして何と生牡蠣なのです。
  
生牡蠣は水の入ったパックのまま、クーラー
バッグに入れてきたのです。
 
 
 

おけパパが、生牡蠣のポン酢和えを
美味しそうにほおばります。
  
 

そして、食事は、昨日ゆうパパが日本橋
有名な穴子店の「玉ゐ」の銀座店で買ってきた
穴子寿司とにゅう麺です。
 
日本酒も、よく冷えています。
日本酒は、福島県の奥宮純米吟醸と、青森県
桃川純米吟醸を500㎜ペットボトルに入れて
持ってきました。
  
 
 

八ヶ岳と反対側には富士山が見えており、
二つの大きな山に挟まれての宴会です。
 
ゆうパパとおけパパの二人のリュックサックは
とても重かったのですが、この絶景で宴会が
できて疲れも吹っ飛びました。
  
 
 

こうして、八ヶ岳を目の前にしての二人での
宴会もあっと言う間に時間が立ってしまい、
気がついたら13時15分でした。

ここから瑞牆荘まで3時間40分ほど
かかります。
最終のバスは16時30分なので、急がないと
乗れません。
  
ということで、そそくさと片付けて出発
しました。
  
 
 
 

五丈岩は近くととても大きく、鳥居が
ありました。
  
 

五丈岩の上までは登れませんが、その横に
大岩があったので登ってみると、富士山が
とても美しくそびえていました。
  
 
 

富士山とおけパパです。
バンザーい???
  
 
でも、ゆっくりとしている時間がありません。
 
 

大日岩を越えて瑞牆山方面へと下山します。
  
 
 
 

このギザギザの稜線を八ヶ岳の方向に向かって
下りていくのです。
絶景続きです。
  
 
 

途中、何と言うう名前かしりませんが、
空に突き出た岩がありました。
  
 
 
 

みごとな稜線です。
  
 
 

いよいよ富士山ともお別れです。
別れを惜しんで、ゆうパパの記念撮影です。
 
 
 
 

最後まで雲に隠れなかった富士山です。
  
 
 
 

稜線を歩きながら、一気に高度を下げています。
  
 
 
 

来た道を振り返ります。
  
 
 

おけパパの命名した、通称「ノコギリ稜線」です。
 
 
 
 
 

大日岩分岐まで下りてきました。
かなりのペースで歩いてきたので、二人とも
相当足の筋力を使ってきました。
  
 
 
 

これが大日岩だそうです。
  
 
 

大日小屋を通過です。
  
 
 
 

富士見平小屋まで下りて来ました。
時計を見ると、15時46分でした。
ここから、瑞牆荘前のバス停までは、
コースタイムで45分。
まだ、安心できる状況ではありません。
さらにスピードアップです。
  
 
 

瑞牆荘まで無事下山。
16時20分でした。
  
 
 
 

下山とはいえ、相当なスピードで歩いてきた
ため、ふたりともフラフラです。
ソフトクリームを食べて疲れをとります。
  
  
  
  

16時30分、瑞牆荘前にJR韮崎駅行きの
最終バスがやってきました。
  
 
 
 

最後部の座席に二人で座りました。
  
  
 
 

バスに揺られること1時間30分、
JR韮崎駅に到着です。
二人とも、疲れとほろ酔いから、バスの中では
ぐっすり睡眠をとってしまいました。
  
  
 
 

JR韮崎駅18時05分発の塩山行き鈍行列車に
乗りました。
 
そして、向かう今夜のお宿は・・・
  
 
 

石和温泉(いさわおんせん)です。
石和温泉駅に着いたのは、18時29分でした。
今夜お世話になる、旅館「京水荘」さんが
迎えに来てくださいました。
  
 
 
 

京水荘の423号室にチェックインしました。
中は、16畳と6畳の二部屋と広縁が付いた
かなり広い部屋でした。
  
  
  
 

先ずは温泉で今日の汗を流します。
  
  
 
 

そして、今日2回目の宴会です。
ゆうパパも冷たいビールに満足そうな顔です。
  
 
 
 

豪華な食事とビール、地酒をいただき、
再びほろ酔いとなったのでした。
  
 
 
 

そして、夕食の後、今度はゆっくりと温泉に
浸かったのでした。
誰もいなかったので、大浴場を記念撮影です。
  
そして、部屋に戻った二人は、夢の中に
入っていったのでした。
  

 
そして、夜が明けて翌朝がやってきました。
  
  
 
朝7時30分に起床して、朝風呂に行きました。
  
  

誰もいない露天風呂で、ゆっくりと朝風呂を
楽しみました。
 
しかし、昨日の早足の下山のせいか、太ももが
相当な筋肉痛です。
腰も痛く、階段の上り下りが一苦労です。
  
 
 
 

ということで、ビールを1本飲みながら、
美味しい朝食をいただきました。
  
 
 

9時40分に京水荘をチェックアウトして、
車で駅まで送っていただきました。
  
 
 

石和温泉駅の全景です。
旅館から駅までは車で5分です。
  
 
 
 

石和温泉駅10時09分発、特急「あずさ8号」
に乗りました。
東京駅まで直通で行ける特急です。
  
 
 
 

二人で8号車のグリーン席に乗り込みました。
駅で買ったホットコーヒーを飲んでいるうちに、
朝飲んだビールの酔いもまわってきて、
うとうとしてしまいました。
 
八王子に到着とのアナウンスで目が覚めました。
 
 
 
 
 

11時50分に東京駅に到着。
東陽町のマンションには、12時すぎに
戻りました。
こうして、快晴の中での金峰山登山は
終了となりました。


 
<おまけ>

翌日に大阪で用事のある二人は、その日のうちに
羽田空港から関西空港行きの飛行機に乗って
移動したのでした。
 
おしまい。