3日目 九份・十份を散策


今日は台北から1時間ほどの十份へ散策に出かけました。
          
             
        

少々寝過ごしたおけパパ家族は、ホテルからタクシーで台鉄台北駅に
やってきました。
時刻は朝8時30分でした。
          
     
 

台鉄台北駅の構内は圧巻の大きさです。
             
        
      
 

おけパパは、朝9時発の特急「自強号」の切符を買うために窓口に並び
ました。
ところが、特急は全席指定席で、すでに満席。特急券は売り切れでした。
止む無く、朝9時05分発のすべて自由席の急行に乗ることにしました。
             
    
   

今日は寝過ごして朝食を取っていなかったので、台北駅のセブンイレブン
サンドウイッチとコーヒーを買い、駅前広場でいただきました。
           
       
 

駅前広場の汽車が置かれています。
            
      
 

台鉄は地下から出発です。
4番線は特急「自強号」、おけパパ家族の乗る急行は同じホームの
5番線から出発です。
                
                    
             
   

先ず、午前9時ちょうど出発の特急「自強号」を見送ります。
              
       
 

おけパパ家族の乗る急行は、特急より近代的な車両です。
              
         
 

何と、急行列車は行楽客でにぎわっており、立つことになってしまいました。
            
         
      

約40分で瑞芳駅に到着です。
ここで、平渓線というローカル線に乗り換えます。
平渓線で十份駅を目指します。
               
        
      

何と、この平渓線のローカル列車も大混雑です。
3両編成のディーゼルカーなのですが、線路がくねくねしているので、
時速30キロ程度でしか走らないのです。
おかげで、瑞芳駅から十份駅までの約10キロに40分もかかったのです。
       
    
       
        
        

ということで、十份駅に到着です。
               
           
       

この駅では、駅前の商店街が線路ギリギリに並んでおり、列車が通過する
際には、軒を畳んだり、出展物をひっこめたりする光景が有名となった
場所なのです。
             
         
        

また、この十份は炭鉱があり、1997年まで石炭を掘り、この駅から
桃園にある火力発電所まで石炭貨物列車で運んでいたのです。
炭鉱が閉鎖された1998年以降、土産物屋さんなどが並ぶ観光地と
なったのです。
            
          
 

炭鉱時代の安全記念のため鉱夫の家族が飛ばしていたという、
「空飛ぶランタン」をおけパパ家族も飛ばしてみることにしました。
ランタン飛ばしは、1回150台湾ドル(約560円)でした。
                    
              
             
 

ランタンはすべて自然に戻る素材でできており、火の力で上昇していきます。
               
        
    

日が暮れると、このランタンがとても美しいそうです。
              
       

     

十份駅から十份大瀑布までタクシーに乗りました。
               
         
        

十份大瀑布はその遊歩道修理のため、目の前まで見に行くことが
できず、単に散歩をするだけとなってしまいました。
               
    
 
 

大瀑布の遊歩道には吊り橋がたくさんあります。
            
   
 

結構立派な吊り橋もあります。
            
       
 

途中、遊歩道は平渓線の線路脇を歩くことになります。
日本ではこんなことできませんよね。
                
   
 

トンネルと線路が遊び心を誘います。
      
    
 

と、思っていたら、突然、汽笛が鳴り響いて列車がやってきました。
危ないなあ!
            
          
     

十份駅へは異なる道で戻りました。
            
        
   

途中、十份の炭鉱跡が体験型博物館となっていたので見学することにしました。
             
    
 

模擬炭鉱に入ってみます。中は真っ暗です。
         
       
 

これが本当に使用されていた炭鉱の入り口です。
                
        
 

炭鉱の中で記念撮影です。
       
     
 

炭鉱列車に乗ってみました。
炭鉱は日本の支援で掘削され、この列車は日本人が設置したそうです。
           
        
    

十份駅に戻ったおけパパ家族は、写真に写っている駅前の食堂で
遅めの昼食を取りました。
              
      
     

豚の頭皮をつまみに台湾ビールをいただき、
主食にはラーメンと小龍包をいただきました。
        
        
      
 

十份から再び台鉄平渓線に乗って、瑞芳駅に戻ってきました。
ここからタクシーで九份へと向かいました。
          
   
 

ここが九份の入り口となっている警察署です。
             
       
    

この階段を登って行くと有名な観光名所となっています。
           
       
 

オカリナ屋さんで、その音色に引き付けられ、サキがひとつ買いました。
               
          
   

九份で一番賑やかな商店街です。
            
           
 

ちょっと歩き疲れたので、おけパパ家族の好きなマンゴーカキ氷を食べました。
          
     
 

「世界の果てまでイッテQ」のテレビでイモトさんがロケした有名な
ソーセージ屋の名物おばさんです。
               
         
 

ちょうど夕暮れとなり、提灯が雰囲気をさらに盛り立てています。
この建物は、スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」で出てくる
「湯ばあば」の居る館のモデルとなった場所です。
            
      
 

「湯ばあば」の館も食事のできるカフェとなっているのです。
  
  
  

九份で最も有名な場所となった階段上の路地です。
台湾の人気ドラマの舞台となったそうです。
         
    
 

遠くには、基調の街の夜景も美しいものです。
              
この後、雷雲がやってきて大雨となってきたので、タクシーでホテルまで
戻りました。定額料金で1,000台湾ドル(約3,800円)でした。

     
 

ということで、ホテルに帰ったおけパパ家族は、ホテルの近くにある
高級イタリアンレストラン「JOYCE CAFE」へと行ったのです。
  
なぜイタリアンかというと、今日はサキの誕生日なのです。
サキの希望で、フォークとナイフで食べる場所ということで決まりました。
              
       

おけパパとおけママはシェフおすすめのコースを、
サキはシェフのおすすめパスタを注文しました。
  
コース料理は、最低2,200台湾ドル(8,000円)からで、
最も高いコース料理は、5,800台湾ドル(21,000円)でした。
おけパパとおけママは中間のロブスターコースを選びました。
       
当然、台湾ビールと白ワインのボトル(シャブリ)もいただきました。
          
       
 

ロブスターを食べるおけパパ家族ですが、この高級レストランに、
Tシャツと短パン、サンダルといった超ラフな格好でやって来たにも
かかわらず、店員さんは入店をことわることもなく丁寧に応対してくれました。
 
周りは、スーツ姿のビジネスマンやドレスアップした女性客ばかりで、
ちょっとだけおけパパ家族は浮いていました。
          
     
 

ということで、デザートにはサキにバースデイケーキのプレゼントがあり、
店員さんが皆でお祝いの歌を歌ってくださいました。
              
          
 

店員さんが記念撮影をしてくださいました。
         
こうしてサキの誕生日は無事お祝いまでできたのです。