1日目 秋田駒ケ岳登山で撃沈だ!


10月の三連休のうちの2日間を利用して、
東北の名峰を2座訪ねることにしました。
 
秋田駒ケ岳鳥海山です。
 
  
  
 

午前7時に羽田空港に着きました。
三連休とあって、かなり混雑しています。
  
  
  


出発まで少し時間があるので、
ANAラウンジでゆっくり過ごすことに
しました。
  
  
  


トマトジュースを飲みながら、
サスペンス小説を読みます。
梓林太郎著の「北アルプス爺が岳
惨劇」です。
   
  
  
 

羽田7時50分発の秋田行きANA401便です。
窓側に座りました。
  
  
  
 

秋田空港に向けて降下が始まると、
雄物川が見えてきました。
  
今日は、昨夜からの雨が残りますが、
昼ごろには止むとの天気予報です。
  
  
  
 

定刻より10分遅れて秋田空港に着き、
オリックスレンタカーで車を
借りました。
白いトヨタカローラです。
  
  
  
  

秋田県仙北市にある秋田駒ケ岳
山麓、「アルパこまくさ」に車を
置いて、山岳バスで登山口へと
行きます。
登山口まではマイカー規制のためです。
  
  
  
  

登山口に12時前に着きましたが、まだ
雨が降っています。
天気予報ではもうすぐ止むはずです。
  
  
  
 

今日のコースです。
八合目登山口より、先ず男岳を目指し
ます。
そして、外輪山を縦走して横岳を踏破
したあと、阿弥陀池を経由して名峰
秋田駒ケ岳の山頂、男女岳(おなめだけ)
1637mへと登るのです。
  
  
 

誰もいない登山口を丁度お昼12時に
出発です。
  
  
  
 

紅葉真っ盛りのはずですが、あいにく
の雨により、色がくすんでいます。
  
  
  
 

途中、片倉岳というところを通過です。
本来なら、このあたりから田沢湖
眼下に見えるはずですが・・・
  
  
  

秋田駒ケ岳は木道が整備されており、
登山者以外の観光客も気軽に
ハイキングができるのです。
しかし、雨が降ると単なる滑る板でしか
ありません。
歩くのに注意が必要です。
  
  
  
 

阿弥陀池の前の男岳分岐に来ましたが、
お昼に雨が止むどころか、ますます
強く降ってきました。
  
  
  
 

13時ちょうどに男岳に到着です。
  
  
  

男岳には祠がありました。
しかし、風も強くなってきました。
  
  
 
 

雨よりも風が強く、フードが頭から
何回も離れます。
  
 
 
 

外輪山を縦走し、横岳には13時30分に
着きました。
尾根道は暴風雨です。
本来なら、ムーミン谷と呼ばれる
何とも言えない雰囲気の谷を望める
はずですが、何にも見えません。
  
   
 
 

外輪山を下り、阿弥陀池のある浄土平まで
やってきました。
  
  
  

浄土平の小屋です。
この横から秋田駒ケ岳の山頂である
男女岳へとアプローチします。
  
しかし、折角の登山道も、暴風雨で、
写真を撮ることができませんでした。
 
 

  

暴風雨の中、14時ちょうど、男女岳に
登頂しました。
暴風雨です。

ゴアテックスの雨具を着ていますが、
激しい雨によって水が浸み入り、
中の着衣もじっとりしてきて、
汗か雨の水かもわからない状況です。
加えて、寒さも感じるようになって
きました。
全く登山客がおらず、不安な中、
まさしく冷や汗となってきました。
 
 
 
 


14時20分、浄土平に戻りました。
ここは、風がなく、雨も幾分か
小降りになってきました。
  
 
 

再び阿弥陀池から、元来た登山道を
下山します。
  
 
 
 

雨が小降りとなり、往路よりもガスが
晴れてきました。
硫黄鉱山の跡地が不思議な山肌を
さらしていました。
  
  
 
 

15時10分、八合目登山口まで下りました。
ちょうど、15時17分発のバスがあり、
乗ることにしました。
 
 
  
 

15時40分、「アルパこまくさ」に戻って
きました。
 
しかし、今日の山行は完全に撃沈でした。
お昼に雨が止むという天気予報に
みごとに裏切られたのです。
この時間もまだ雨が降っています。
  
  
  
 
 

冷えた体を温めるために、秋田駒ケ岳
近くにある乳頭温泉に行きました。
すでに16時を回っており、乳頭温泉名物
の外湯は残念ながら営業を終えていました。
 
そこで、国民休暇村の温泉に入らせて
いただくことにしました。
600円と良心的です。
  
  
 

施設の中にある「ぶな林の湯」に
行きました。
入浴している人が数名いたので、
写真に撮れませんでしたが、名湯だけ
あって、すばらしい泉質の露天風呂が
あったのです。
 
おけパパはゆっくりと体をあたため、
登山でかいた冷や汗を流したのです。
  
  
  
 

ゆっくり温泉に入り、今夜の宿泊地で
ある横手市に向かいます。
途中、雨が止み、田沢湖が夕暮れの中
青く輝いていました。
   
  
 
 

日本で最も深いことで知られる
田沢湖です。
  
  
 
 

湖岸に来ると、ただの湖です。
観光客も全くいません。
  
  
 
 

横手市への道中、黄金の稲田の向こうに
まだガスをまとう秋田駒ケ岳が見えて
いました。
  
  
 

19時30分、横手セントラルホテルに
チェックインです。
本当は、もっと明日の鳥海山に近い場所
で宿を取りたかったのですが、三連休で
どこも満室。
唯一取れたのが、ここです。
 
横手市から鳥海山登山口までは車で
2時間もかかりますが、やむを得ません。
  
  
 
 
 

ホテルのレストラン「シャンボール」で
撃沈ではありましたが、秋田駒ケ岳
登頂できたお祝いにビールをいただき
ました。
  
 
 
 

明日の鳥海山は体力が必要ですので、
200グラムのサーロインステーキ定食
をいただきました。
  
  
 
 

ついでに、地酒を2種類、計2合
いただきました。
 
 
 
 
 

素泊まりシングル6000円の部屋です。
明日は早いので、今夜は20時30分に
就寝してしまいました。
  
<2日目 鳥海山に続く>