八海山日帰り登山


今日は、日帰りで越後三山のひとつ、霊峰「八海山」に
登りに行きました。
そう、あの日本酒の名前にもある八海山です。
             
 
 

昨夜まで雨が降っていましたが、今朝4時に起きると
越後地方は昼前から快晴の予報。
これは行くしかない、とのことで、東陽町始発5時27分
の地下鉄に乗りました。
  
  
  

東京駅6時08分、いつもの「とき301号」新潟行き
に乗ります。
  
  
  

よくお世話になる新幹線で、自由席に乗り込みます。
         
 
 

いつもの左側2席の窓側に座ります。
この席では、高崎駅付近で、左車窓に浅間山妙義山
美しく見えるのです。
        
 
 

いつものとおり、東京駅を出発するとすぐに社内販売が
やってきたので、ホットコーヒーを注文。
新田次郎の山岳小説「富士に死す」を読みながら
越後湯沢に向かいます。
         
 
 
 

越後湯沢駅に7時24分に到着。
越後湯沢8時02分発の上越線長岡行きの在来線に
乗り替えます。
         
 
 

越後湯沢駅のコンコースはガラガラです。
   
 
 

プラットホームにも人はいません。
       
 
 

長岡行き電車は、2両編成ですが最新式です。
         
 
 

ほとんど、おけパパの貸切電車です。
   
  
  

車窓から八海山の方向が見えてきましたが、稜線は
雲に覆われ見えません。
           
 
 
 

六日町駅には、8時23分に到着です。
             
 
 

ここからは、8時30分発の八海山スキー場行きの
路線バスに乗り替えます。
  
  
  

このバスもガラガラです。
  
 
 
 

午前8時53分にロープウェイ乗り場に到着です。
ここで一般の駐車場の車から、登山者が数名やって
きました。
           
  
  

本日のコースは、八海山スキー場のロープウェイで
1120m付近まで上がり、そのまま八海山の
八峰を超えて入道岳(1778m)まで行きます。
帰りも同じルートを歩きます。
            
 
 
 

ロープウェイに乗り込みます。
ロープウェイは20分に1本で、午前9時00分発です。
今朝まで雨が降っていたためか、客はほとんどいません。
       
 
 
 

だんだんと雲が晴れてきています。
        
 
 

午前9時15分に登山開始です。
簡単に作ったような赤い鳥居をくぐってスタートです。
          
 
 

熊さんに注意しながら歩きます。
               
  
 

 

岩を登る鎖場が多数ありますが、雨に濡れて
滑りやすくなっていました。
        
 
 
 

女人堂です。
昔はここから先への入山は女人禁制だったのでしょうか。
           
 
 
 

登り始めて間もなくで、薬師岳に到着です。
      
 
 
 

千本槍小屋と八海山最初の峰の地蔵岳が目の前に見えます。
八海山は名のとおり、八つの峰があります。
かなりスリリングな八つの岩峰の頂を踏んで行きます。
    
 
 
 

地蔵岳が目の前に迫ります。
圧倒されるような岩山です。
    
 
 

二峰目の不動岳に登って、一峰目の頂上を望みます。
             
 
 
 

不動岳で三峰以降の岩峰をバックに写真です。
    
 
 
 
 

眼下に六日町の田園が見えています。
                
 
 
 

さらに足を進めると、鎖場が連続します。
           
 
 
 

スリリングな懸垂下降です。
携帯を落とさないようにスリリングに写真撮影です。
        
 
 
 

いくつ目の峰かわからなくなりましたが、かなり
やばい場所です。
足を滑らせば、500mの自由落下です。
           
 
 


右の岩峰がこれから登る八海山山頂。
左側奥に見える高い山が、中ノ岳2085mで、
越後三山(八海山、魚沼駒ケ岳、中ノ岳)で一番高い
山です。
        
 
 
 

ここが霊峰ならば、街は下界。
下界をバックに写真撮影です。
       
 
 

八海山の八つ目の峰となる大日岳までもう少しです。
              
 
 

大日岳の手前の摩利支岳です。
        
 
 

鎖場が続きます。
        
 


ガスが晴れて、魚沼駒ケ岳(越後駒ケ岳)がはっきり
見えるようになりました。
            
 
 

八海山山頂(八つ目の大日岳)1770mに到着です。
その昔、ここで礼者はお祈りをしたのでしょうか。
本当に岩の上のような頂上で、3畳ほどのスペースしか
ありません。
          
 
 

大日岳頂上から、入道岳(1778m)を望みます。
八海山は名の通り八つの峰であるとすれば、この大日岳が
頂上なのですが、すぐ横にある入道岳も含めるならば、
一番高いのは入道岳で八海山頂上ということです。
山岳地図には、どちらが頂上とは書いていません。
          
 
 

大日岳を降りて、大日岳頂上を見上げます。
すごい垂直岩盤で、鎖を使っての懸垂下降が必至です。
           
 
 

怖っ〜て感じです。
         
 
 


入道岳に向けて少し歩いてから振り返ると、
八海山八つ峰への稜線がとても美しいラインです。
       
 
 

入道岳頂上直下から見た八海山八つ峰の岩峰です。
北アルプスに引けをとらずに圧巻です。
                 
 
 

ということで、午前11時40分に入道岳に到着です。
この時点で快晴となり、まわりの山々の景色が美しく
感動です。
          
 
 


ここで昼食ですが、一番大切なビールを持ってくるのを
忘れてしまったのです。
寂しい〜!
  
 
 
 
 

頂上から、魚沼駒ケ岳をバックに記念撮影です。
            
 
 
 

魚沼駒ケ岳と中ノ岳の間に、越後のマッターホルン
言われている荒沢岳の山頂が見えていました。
  
  
  
 

八海山の八ツ峰をバックに記念撮影です。
         
 
 

かなり勇ましい男性的な風格の山です。
               
 
 
 

ということで、12時20分に下山開始です。
入道岳頂上直下の尾根筋です。
ナイフリッジになっているところもあります。
          
 
 

再び、この稜線を目の前の八海山大日岳方向に歩きます。
         
 


帰路は、大日岳などの八ツ峰を超えることはせず、
う回路を歩くことにしました。
           
 
 
 

八海山岩稜を見上げて記念撮影です。
           
 
 
 

う回路といってもこのスリリングなコースです。
鎖場が続きます。
            
 
 
 

八ツ峰をう回して戻ると、目の前に通称「ちんこ岩」が
立っていました。
若い岩なのか、真っ直ぐ天に向けいきり立っています。
おけパパもいつまでも元気なことを願って、
岩に向けて手を合わせました。
                
 
 

薬師岳まで戻りました。
  
  
  


女人堂まで戻ってきました。
        
 
 

途中、コギ池と呼ばれる沼があったので、
立ち寄ってみました。
このあたりは、熊の巣窟だそうです。
        
 
 

かなり下山したところで八海山を見上げました。
             
 
 
 

ロープウェイ乗り場近くに下りてくると、
山紫陽花がきれいな薄青に咲いていました。
                

 

美しい花にキッスです。
             
 
 
 

ということで、ロープウェイ乗り場に戻ってきました。
14時45分になっていました。
            
 
 
 
 

ソフトクリームがとても美味しいです。
           
 
 
 

15時のロープウェイで麓まで下りると、
八海山の霊水がありました。
おけパパもペットボトル1本に八海山の霊水を
いただいて帰ることとしました。
          
 
 
 

15時25分発の六日町行きバスに乗り込みました。
客はおけパパひとりです。
  
  
  


六日町駅には15時50分に到着です。
                
 
 
 

六日町駅は自動改札がなく、駅員さんが切符に
スタンプを押してくれます。
          
 
 
 

16時11分発の北越急行ほくほく線
越後湯沢行きに乗ります。
          
  
  

ワンマンカー2両の電車がやって来ました。
             
 
 
 

おけパパの貸切電車です。
         
 
 
 

越後湯沢駅に着きました。
越後湯沢駅の構内にはかなりの土産物屋の
コーナーがあります。
           
 
 


新潟の酒が200種類も並んでおり、
利き酒コーナーもあるのです。
おけパパは、純米酒を2本買いました。
1本は「八海山純米特別吟醸酒」、そして
もう1本は「魚沼純米辛口吟醸酒」です。
           
 
  
  
  

越後湯沢駅17時12分発の「Maxとき334号」に
乗り込みます。
この新幹線は、谷川岳などに行った帰りに上毛高原駅から
乗るいつもの電車なのです。
次の停車駅が上毛高原駅です。
 
  

2階建ての11号車自由席に座りました。
小説の続きを読みながら時間を潰します。
 
  
  
  

東京駅には18時40分に到着です。
  
  
  

マンションに戻り、西友で刺身とたこブツ、貝づくしの
鮨パックを買って、ひとりで登頂祝いです。
ビールはサントリーペールエールピルスナー
日本酒は越後で買ったものです。
美味い!
 
ほろ酔いとなりました。
明日は仕事なので、21時30分に寝床に入りました。
おやすみなさい。