1997年〜1998年の登山(過去の思い出)



1997年4月中旬に八ヶ岳天狗岳に登った時の写真です。
この年は春になっても豪雪が続いた年で、登山口の渋の湯から黒百合ヒュッテまでの
森林地帯においてラッセル(膝上までの雪に埋まりながら進む)を余儀なくされました。
                                          
                                            

森林限界を超えるあたりで急峻な坂道になりました。
ピッケルとアイゼンが気持ちよく効きます。
                       
                     

天狗岳に登頂です。
バックには西天狗岳がそびえます。
                   
                      

西天狗岳に登頂しました。
後ろには、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳の八ヶ岳の尾根が望めました。
                             
                             

天狗岳からの下山途中、中山峠を越えたあたりだったと記憶していますが、あまりの
天気の良さに思わず新雪に寝っころがりました。
                      
                       

高見の石小屋に一泊しました。
この写真は、小屋の上部にある高見の石から見た夕日です。
そして、この夜には、地球に接近してきていた「ヘールボップ彗星」を肉眼で見て、
彗星の尾まではっきりと見えたことで、その美しさに感動したのでした。
                       
                

翌朝、下山途中で「賽の河原」で写真を撮りました。
この後、「渋の湯」まで下り、その温泉に入って帰宅したのでした。
                             
                        
                    

1997年5月上旬に、燕岳に登山に行きました。
ちょうど、ゴールデンウィークに登山口である中房温泉までの道路が冬期封鎖から開通
するのに合わせて計画したのです。
写真では、後ろにかろうじて槍ヶ岳が見えています。
                      
                   

燕岳頂上に到着です。
                    
             

その日のうちに中房温泉に下山し、温泉で一泊して帰宅しました。
                               
                                    

1997年の10月下旬、濁河温泉より飛騨御嶽山に登山に行きました。
                                
                         

飛騨頂上に到着です。
御嶽山は日本屈指のカルデラで、頂上が幾つもあり、そのひとつが飛騨頂上です。
一番標高の高い場所が剣が峰で、飛騨頂上からは更に1時間ほどかかります。
                                    
                                

飛騨頂上からはカルデラ湖のひとつが美しく見下ろせました。
                                 
               

しかし、頂上付近は暴風が吹き荒れており、稜線を歩くことが困難です。
残念ながら、剣が峰への登頂は断念して、来た道を濁河温泉へと下山したのです。
                                
                                

濁河温泉まで下山すると、紅葉が美しく映えていました。
                              
                 
           
                       
1998年3月中旬、北八ヶ岳山スキーを楽しみに行きました。
勝手しったる「渋の湯」の登山口から山に入ります。
                          
                            

賽の河原で撮った写真ですが、かなり風が強く、背中に担いだスキー板が風にあおられました。
                         
                      

高見の石小屋を超え、北八ヶ岳山スキーエリアに入りました。
                           
                            

完全に凍結している白駒池の上をスキーで歩いて横断します。
池の淵を周るのとは違って、距離・時間ともにショートカットです。
                                
                       

山スキーエリアを一周した後、麦草峠に出ました。
麦草峠は、国道299号線の最高地点で、野辺山・清里方面と、山梨・茅野方面を結ぶ
重要な峠ですが、冬期は雪のため閉鎖しているのです。
                                   
                      

下山の時間節約のために、冬期封鎖している国道299号線を茅野方面へと下ることにしました。
                                  
                               

国道の制限時速は40キロですから・・・
直滑降でスピード違反に挑戦です。
                            
                         

渋の湯にある渋御殿旅館に到着する頃には、雪になっていました。
この温泉旅館で一泊した後、自宅に帰宅したのでした。




1998年10月末に霊峰、飛騨御嶽山に登りました。
おんたけ2250スキー場上部の田の原から登りました。
                                
                       

9合目から上部は積雪が30〜50センチになっていました。
                               
                              

御嶽山頂上、剣が峰に到着です。
このとき、お昼近かったのですが、よく晴れていますが気温がマイナス5℃と低く、
時折強く吹く風がとても冷たく感じました。
                               
                           

剣が峰からお鉢周りをしましたが、頂上付近は強風で、稜線を歩くには崖から落ちないように
ちょっと緊張しました。
                             
                             

二の池を眼下に見下ろしましたが、ほとんど凍結してきていました。
この後、女人堂を経て、開田高原側の中の湯に下山しました。
                        

                                 
  
1999年4月上旬に八方尾根から後立山連峰白馬連峰)の唐松岳へと山スキー
出かけました。
八方尾根スキー場の最上部より、山スキーで尾根をひたすら登っていきます。
下りはスキーで滑って下りますので、楽しみです。
                          
                    

八方ケルン、丸山を超えて、後立山連峰白馬連峰)の稜線に建つ唐松小屋の直下で
スキーを置きました。
しかし、稜線直下は雪の状態が悪く、かつ断崖絶壁ですので滑落を避けるために、
ここで折り返すこととなりました。  
                                
                                   

登りは4時間も歩いてきましたが、下りは山スキーで滑って、八方尾根スキー場の最上部まで
景色を楽しみながらでも、わずか40分でした。    
この後、八方尾根スキー場の兎平ゲレンデを滑り、下山したのでした。