谷川岳日帰り登山


今日は久々の晴天となったので、休日を利用して上越国境にある
谷川岳まで日帰り登山に出かけました。
         
 
 


午前5時25分に東陽町のマンションを出て、東京駅には
午前5時40分に到着しました。
ここから午前6時08分発の上越新幹線「とき301号」に乗ります。
              
 
 


ここで問題が・・・
午前5時49分に関東北部で震度5地震発生です。
                
 
 


新幹線は運転見合わせで東京駅に止まったままでしたが、
午前6時過ぎに運転再開。
おけパパの乗る「とき301号」は定刻通り発車しました。
            
 
 


1時間弱で高崎に到着です。
ここで在来線に乗り換えです。
          
 
 


午前7時13分発水上行きの電車に乗ります。
なんか昔の国鉄時代の電車を思い出します。
              
 
 


1時間かけて高度を上げ、水上到着です。
         
 
 


水上でさらに上越線の午前8時24分発長岡行きに乗り換えです。
2両編成の電車です。
           
 
 
 

10分足らずで土合駅に到着です。
土合駅上越国境の長〜いトンネルの中にある駅です。
下り線は山の下のトンネルの中ですが、上り線は地上にあります。
         
 
 

土合駅の看板です。
           
 
 
 

この土合駅は昔から有名な谷川岳への玄関なのですが、すでに
プラットフォームを降りたところから登山が始まるのです。
改札は地上にあるのですが、そこまで460段以上の階段を
登る必要があるのです。
         
 
 
 

トンネルの中の階段を登って行きます。
           
 
 
 

250段くらいで息が切れてきます。
丁度ここに休憩用のベンチがあるのです。
          
 
 
 
  
  
 

階段の上から見るとこんな感じです。
          
 
 
 

ここでようやく階段は終了です。
          
 
 
 

やっと改札を出ました。
           
 
 
 

土合駅上越新幹線ができるまでは、登山客で賑わい、夏季には臨時で
特急が止まるほどの駅でしたが、今は無人駅です。
1日の乗降客は平日で数名、夏季の土日でも数十名程度だそうです。
              
 
 
 

土合駅から15分ほど歩くと谷川岳ロープウェイが見えてきました。
          
 
 
 

ロープウェイの駅は標高780Mのところにあります。
               
 
 

ロープウェイといってもゴンドラタイプで、次から次へとやってきます。
これで一気に標高1500Mまで上がります。
             
 
 

ロープウェイを降りると、今度はリフトに乗ります。
これで天神峠まで行きます。
             
 
 

冬季はここはスキー場なのでリフトがあるのです。
            
 
 
 

ようやく天神峠に到着です。
すでに時計は午前9時40分となっていました。
           
 
 
 

天気は良く、谷川岳の全貌が見えています。
          
           
        
 

谷の向こうには、笠ケ岳がそびえています。
           
  
 
 

万太郎山から仙ノ倉山に続くスカイラインがとても美しいですね。
           
 
 
 

谷川岳がいよいよ迫ってきました。
        
 
 
 

遠くに水上の街が見えています。
             
 
 
 

万太郎山への尾根です。
            
 
 
 

いよいよ谷川岳のトマの耳が迫ってきました。
谷川岳の頂上には、トマの耳とオキの耳と呼ばれる2つの頂上があります。
               
 
 

谷川岳の本当の頂上は、トマの耳に隠れて見えない、奥にあるオキノ耳
なのです。
            
 
 
 

ということでトマの耳には登らず、オキの耳に到着です。
ここが谷川岳の頂上で、標高1977Mです。
時計は12時となっていましたので、歩き始めてから2時間20分
でした。
            
 
 
 

頂上を後にして一ノ倉岳方面へと尾根を歩きました。
すると、ナナカマドなどがすでに紅葉をはじめていました。
                 
頂上は登山客が昼食を取ったりして、少し混んでいるので、このあたりで
昼食を取ることにしました。
  
  
  
  


昼食は、サッポロ北海道クラッシックビールと、赤貝の缶詰、チキンラーメン
そしておにぎりです。
                 
 
 
 


ひとりで乾杯です。
中国は上海で買った自撮り棒が役に立ちます。
               
 
 
 


登山客がやってきたので、一ノ倉岳をバックに写真を撮ってもらいました。
    
 
 
 
 


昼食休憩を1時間ほど取り、また来た道をオキの耳へと戻りました。
               
 
 
 

そして先ほどは通過したトマの耳で自撮り棒で記念撮影です。
         
 
 
 
 

下山は天神峠へ戻らず、西黒尾根を土合まで降りて行くこととしました。
時間はすでに13時20分となっています。
             
              
 
 

谷川岳の岩稜は圧巻です。
              
 
 

西黒尾根は、かなりの岩場を降りないといけないので、熟練者向けコースと
なっており、一般の登山客はほとんど来ません。
人がほとんどおらず静かな山歩きが楽しめます。
               
              
 
 

途中、猛毒のトリカブトが紫色の花を咲かせていました。
                
        
 
 

このような鎖場がかなりたくさんあります。
                     
 
 
 

こんな大きな岩壁もあって、苦労します。
おけパパは大丈夫?
 
この谷川岳は滑落や遭難死が世界で一番多いということでギネスに
登録されているのです。
               
          
 
 

自撮り棒でかっこよく写真を撮ります。
            
 
 
 

いよいよ森林地帯に入るので、谷川岳にさようならです。
                
 
 
 

ということで登山口まで降りてきました。
時間は15時50分になっていました。
 
このあと、谷川岳ロープウェイ前から16時のバスに乗りました。
              
 
 
 

1時間ほどバスに乗って、上越新幹線上毛高原駅に到着です。
              
 
 

静かな駅です。
              
 
 

上毛高原駅17時13分発「とき334号」東京行きに乗車です。
                 
      
 

 

疲れていたので、グリーン車に乗りました。
                  
 
 

グリーン車はゆったりして広く快適ですね。
一応、登山中に来ていたTシャツは汗だくなので、新しいTシャツに
着替えて新幹線に乗りました。
  
汚い恰好の登山客が新幹線のグリーン車に乗るのは、あまりないことだと
思いますので、綺麗な格好に変身したわけです。
 

  
       
        
 
 

車内販売でホットコーヒーを買って、東京までの1時間10分の間、
新田次郎著の「栄光の岩壁」を読みながら過ごしました。
                
            
 
 

18時20分、東京に到着です。
               
 
 

東陽町のマンションに帰ったおけパパは、近所のスーパー西友
豪華な寿司1000円とサンマの刺身を買い、サッポロ北海道クラシック
ビールを片手に、ひとりで谷川岳登頂祝いをしたのでした。
おしまい。